◎ペルーに望遠鏡を寄贈するためのご支援のお願い
皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、わが国から地球のほぼ裏側に位置するペルーに40年以上も前から移住し、想像を絶する困難な中で、天文学の研究と教育に情熱を傾けている 日本人天文学者がいることをご存じでしょうか。
その人の名は石塚睦氏69歳、現在はペルー国立地球物理学研究所アンコン観測所長です。1957年にアンデスの澄んだ空のもとで太陽外縁大気を観測するコロナグラフを設置するために渡航し、22年後の79年に太陽コロナ観測所を完成させ、88年に念願のコロナグラフによる観測を始めました。そして観測を開始して1ヶ月後、反政府ゲリラに占拠され破壊されるという悲劇に見舞われます。しかし石塚さんの情熱は衰えることなく、ほとんど観測機器を持たないアンコン観測所を再興し、その上、国立教育天文台を実現させようとその具体化に向けて歩み始めています。ところが予算は石塚さんの思いの100分の1程度しかつかず、日本のみなさんへの援助を切に希望されています。
標高 4〜5000mのアンデスでの観測が原因なのか耳が不自由な石塚さんですが、まだまだお元気です。ペルーに天文学を根付かせることをライフワークにしている 石塚さんの夢の実現に向けて、私たちにできることは何だろうかと考えました。JICA等、発展途上国への国レベルの援助の方法もありますが、申請したからといって必ず叶うものではありませんし、待てば叶うというものでもありません。
そこで私たちは、民間ベースで口径60cmクラスの望遠鏡をペルーに寄贈できればと考えました。教育に大活躍でき、研究にも使える望遠鏡です。多くの皆さんにこの主旨をご理解いただき、遠く離れて孤軍奮闘されている石塚さんの情熱に応え、ペルー、ひいては国際的な天文学の発展のためにご支援下さいますようお願いする次第です。
1999年 3月
ペルーに天体望遠鏡を贈る会
| 事務局 兵庫県立西はりま天文台公園内 (代表:西はりま天文台公園長 黒田武彦) 〒679-5313 兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2 TEL:0790-82-3886 FAX:0790-82-3514 e-mail: |
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■呼びかけ人、協力団体等■
社団法人 日本天文学会
京都大学宇宙会
東亜天文学会
天文教育普及研究会
全国の天体観測施設の会
兵庫県立芦屋高等学校あしかび会
兵庫県立西はりま天文台公園
故・小田 稔(元宇宙科学研究所所長)
北村正利(東京大学名誉教授)
小暮智一(美星天文台長、京都大学名誉教授)
伊藤芳春(宮城県教育研修センター)
京都大学端艇部OB会有志
古在由秀(ぐんま天文台長、元国立天文台長)
小平桂一(元国立天文台長)
小松左京(作家)
富野由悠季(アニメ演出家)
萩尾望都(漫画家)
福島登志夫(国立天文台副台長)
森本雅樹(東京大学、国立天文台、鹿児島大学名誉教授)
柳家小ゑん(落語家)
寮 美千子(詩人、童話作家)
渡部潤一(国立天文台天文情報センター長)
面高俊宏(鹿児島大学理事)
■募金使途計画■
1:口径60cmクラスの望遠鏡の製作
2:ペルーでの組立、調整
(運搬につきましては今後ペルー大使館と協議します)
■募金要項■
1:募金目標金額 2,000万円
2:募金単位 一口5,000円
※二口以上お願いできれば幸いですが、金額の多寡に関係なくご協力ください。
3:募集期間 目標金額達成まで
| ー振込先ー |
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郵便振替口座番号 00990-1-141341 口座名称 ペルーに天体望遠鏡を贈る会 募金下さったすべての方のご芳名を銘版にして望遠鏡といっしょに贈ります。 |

<天文台建設予定地のオイェリア丘陵>
■小惑星「石塚」の撮影に成功■

1994年12月に北海道のアマチュア天文家、円館金さんと渡辺和郎さんが発見したNo.7842の小惑星について、
当天文台長が「石塚」の名前を推薦し、承諾を受け、1999年7月末にIAU小惑星センターが認定しました。
■ペルーで国際ワークショップが開催されました■ New!
2008年 6月28日から 7月 8日にかけて、石塚睦さんのペルー渡航50周年と国立イカ大学名誉博士号贈呈を記念して、国際ワークショップ「ペルーの新しい天体観測施設」が開催されました。
詳細に関しては、『宇宙NOW』2008年 8月号3ページ、またはこちらのペルー・ワークショップ報告をご覧ください。
