◎60cm望遠鏡

60cm望遠鏡

 60cm反射望遠鏡は西はりま天文台オープン以来、なゆた望遠鏡が公開されるまでの間、西はりま天文台の主力望遠鏡でした。現在は夜間観望会をなゆた望遠鏡で行なっているため、60cm望遠鏡では昼間の星の観望会などで、多くの方にご利用頂いています。

 研究観測では以前よりも活躍するようになりました。夜間観望会での利用がないので、日没後ただちに観測をはじめられます。また、観測テーマが複数ある時などにも、なゆた望遠鏡と同時に使われます。主に小惑星や超新星などの測光観測や系外惑星のトランジット観測に利用されています。


昼間の星の観望会

<データ>
口径:600mm
光学形式:カセグレン光学系
合成焦点距離:7200mm
口径比:F12
架台形式:赤道儀式
同架望遠鏡:35cmシュミットカセグレン望遠鏡
観測装置:NILS低分散分光器
     4K冷却CCDカメラ(準備中)
製作:(株)西村製作所