●ニュース: 重力波天体の共同研究による論文が、日本天文学会の2019年度欧文研究報告論文賞を受賞しました(2020/02/19)

重力波天体の共同研究による論文が、日本天文学会の2019年度欧文研究報告論文賞を受賞しました。

研究論文の概要と、日本天文学会による欧文研究報告論文賞を含む各賞の発表と各賞の受賞理由へのリンクは、以下のとおりです。

東北大学の田中雅臣氏を筆頭とするこの論文は、史上初めて観測された中性子星合体からの重力波イベントGW170817の電磁波対応天体の可視光・近赤外線の観測データと、数値シミュレーションの結果から、中性子星合体において鉄よりも重い元素が合成されていることを明らかにしたものです。天文科学センターは観測部分に加わり、教員3名と天文科学研究員5名が共著者として加わっています。

タイトル:Kilonova from post-merger ejecta as an optical and near-Infrared counterpart of GW170817
著者:M.Tanaka et al.
リンク:2019年度日本天文学会各賞について
    2019年度日本天文学会各賞授賞理由
この論文の公表時のニュースページもご覧ください。



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