★2009.02.07 ルーリン彗星の撮影に成功

 兵庫県立西はりま天文台公園では、2月24日に最接近を迎えるルーリン彗星の撮影に成功しました。ルーリン彗星は、2007年7月に台湾のルーリン(鹿林)天文台により発見された彗星で、軌道周期は数万年以上と言われています。24日の最接近(6000万キロ)のころには現在よりも明るくなり、空が暗い場所であれば、肉眼でも観察できる可能性があります。西はりま天文台では3月1日(日)の一般観望会でこの時期から見ごろを迎える土星とともに、このルーリン彗星の観望を行います。

<写真>
サテライトドームB(望遠鏡:ε-180ED、カメラ:PENTAX *istDL2)で撮影したルーリン彗星。
飯塚 亮 研究員、前野 将太 研究員 撮影