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内外教科書比べ

かなり以前から、どうも日本語の教科書と比べて、海外(といっても私の場合には実際には英語ですが)の教科書は読みやすいものが多いと感じていました。その理由はいくつかありそうですが、たとえば以下のようなことが考えられます。

  • 日本で使っている専門用語が漢語中心で、硬い文章になりやすい。たとえば英語で「giant star」と言ってもそれぞれは日常使っていることばだが、これを日本語に訳して「巨星」とすると、もう日常使っていることばではなくなってしまう。
  • 海外の読みやすい教科書は、割と平易なことばでたくさんの文章を書くというスタイルのものもある。これはページ数が多くなってしまうが、日本語でも可能ではないかと思う。ただし、日本語にすると画数の多い字で表記することになるので、アルファベットと比べて1文字1文字の大きさを大きくしなければ読みづらい。結果として、日本語に翻訳すると、元の本より分厚くなってしまい、分厚さでひるんで買ってもらえないのではないかというものになってしまう。