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- スリットビューワCCDの不調(20211122) は削除されています。
- 1 (2021-11-22 (月) 18:25:29)
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#author("2021-11-22T09:24:16+00:00","default:nhao","nhao")
[[スリットビューワCCDの不調(20200104)]]
[[staff]]
* スリットビューワCCDの不調 [#v69acdb0]
** 概要 [#u08a0e42]
- 2021.11.21
- SV の画像のカウントが全体に高い値になる。
** 症状(2021.11.21) [#vc42f382]
- 画像全体の平均カウントが約57700ADUで、左側約20pixが~200ADU低く、上側約20pixが~200ADU高い状態。
- ドーム内の電灯をつけたり、スリット近くで懐中電灯を光らせても変わらない。
- 立ち上げ直ぐにはさらに傾斜があり画像が乱れていたが、一度agccをrebootした後に上記のようになった。
- フラットやコンパリソンを映しても一領域がぼんやり明るくなるだけで、スリットビューワー上の画像は通常と違うがE2V CCD上では通常通りのデータが取れる。
-- スリットビューワーフィルターを変えると、明るい部分のカウントが変わるように見えるが、100ADU程度内での変化なので、数値的にはわかりにくい
- スリットビューワーの温度は-9.8℃まで下がっていた。温度設置をあげてみたが、温度を10℃にまで上げたほうがむしろカウント値が約100ADU下がった。
- 一度agccをシャットダウンし、少し時間を置いてPCから立ち上げ直したが、特に変化はなかった。
-- その際、止まっているファンの部分からエアダスターを吹き込んでみた。念の為、コネクターのさし直しもした。
** 翌日の調査と対応 [#t5ec8d01]
- ST-10を取り外して別のPCのCCDOOPsで画像を確認すると、カウントは正常に見えた。
-- その後、再度接続すると高いカウント（〜57700）になった。
- ST-10のFanが動かなくなっていた。
-- ST-7のファンと（蓋ごと）交換すると動いたが、症状変わらず。
- シャッターは動いていた。
---------------
- ST-7と交換。
-- onslit.pyとautoguide.pyをST-7用に修正
--- 元のスクリプトはonslit_20211122.pyとautoguide_20211122.pyとしてAGCCの /home/nhao/svc_scriptsに残してあります。
-- singlestar.pyも修正
--- スクリプト冒頭にCCD関連の変数が設定してあるのですが、ST-7 用のパラメーターのコメントアウトを外し、ST-10 用のパラメーターをコメントアウトしてあります。
--- 具体的には、 PIXSCALE0 XSLIT YSLITの3つのパラメーターです。
-- フォーカスを合わせるために、MALLS筐体内部のレンズを調整する必要がある（未着手）。
**本当に故障か？ [#xe11642a]
- これまでに何度か、故障と思われたがなぜか復旧した例があり
- 2016年1月23日
国際光器に送ったST-9について電話がありました。
確認してみたところ、異常は見られないそうです。
そのため、メーカーに送ることもできず困ったなぁ、
ということだそうです。
となると、こちらの環境の問題と思われますが、
ST-10では問題ありませんので、使い方、あるいは
どこかの相性が悪くなったのかもしれません。
いずれにしても、こちらで調べるしかないので、
送り返してもらうことにしました。
国際光器に迷惑をかけてしましました。
-2017年4月21日
- [[staff/20170413ST-10の故障]]
今、国際光器より電話がありました。
どうもシャッターエラーの症状が再現しないとのことです。
それでこちらの状況を私が分かる範囲で伝えましたが結局、症状が出たのは
高山さんの観測の時とその次の日私と高橋さんでフタを開けた時だけでしょうかね？
何か別の問題があったのかなぁ。。。
とにかく、あちらとしても症状がでないのでどうしようもないので、
もうしばらくいろいろ試してみて再度連絡しますとのことです。
- [[スリットビューワCCDの不調(20200104)]]
#ref(./20200105ST-10.jpg,10%)
