MALLS のバックアップ(No.68)

このページは、なゆた望遠鏡のナスミス焦点に設置している「可視光中低分散分光器(Medium And Low-dispersion Long-slit Spectrograph;
MALLS)」に関する情報をまとめています。

最新の運用状況 †

300l/m グレーティング使用不可(2019年1月21日)
CCDの温度設定を-35℃から-40℃に変更(2018年12月7日)
Exposure Time Calculatorを実装（2018年6月5日）
過去の運用状況はこちら

装置概要 †

望遠鏡	口径2.0m F/12 ナスミス焦点
スリット幅	0.8", 1.2", 1.6", 5.0", 8.0"
スリット長	5.0'
スリット方向のサンプリング	0.34" /pix
Order Cut filter	WG320, GG495, GG475, BG40
Grating(Low1)	150 l/mm (3700A--9500A, 波長範囲=5700Å), R~600(550nm, 1.2")
Grating(Low2)	300 l/mm (波長範囲=2500Å), R~1200(550nm, 1.2")
Grating(Medium)	1800 l/mm (波長範囲=400Å), R~7500(550nm, 1.2")
CCD	FLI 230-BI (2048x2048, readouts 30s)
Slit viewer CCD	SBIG ST-10
Auto-guider	対象星スリット漏れ光の重心位置によるガイド

MALLS基本性能 †

詳細はこちら

比較光源(Fe-Ne-Ar)
- 低分散モード(300本, 150本兼用)
  - 輝線ID用マップ(PDF): malls_comp_low.pdf
  - 150本グレーティング輝線ID用マップ
  - Line List (300l/mm用)： fenear_nhao_low.dat
- 中分散モード(1800本)
  - 輝線ID用マップ(3900-6700A, PDF): malls_hct_medium_3900-6700.pdf
  - 輝線ID用マップ(6700-8850A, PDF): malls_hct_medium_6700-8850.pdf
  - 1800本グレーティング輝線ID用マップ(5670A-6120A)
  - Line List（1800l/mm用）: fenear_nhao.dat

天文台位置情報（なゆた望遠鏡不動点）
- Nishi-Harima Astronomical Observatory
- longitude = 134:20:08.0 ( +134.3356 )
- latitude = 35:01:31.0 ( +35.0253 )
- altitude = 449
- timezone = 9

obsdb.dat（IRAFユーザー向け）

MALLS観測マニュアル †

MALLS観測マニュアル.pdf

観測時間とS/N比の計算 †

Exposure Time Calculator

Identifications of Transient Objects (Eng) †

Nayuta+MALLS Transient ID

データの公開について †

MALLSで取得されたデータは、観測後18ヶ月間は観測者に占有権があります。
観測後18ヶ月を経過したデータについては、国立天文台データアーカイブシステム (SMOKA) 上にて公開される予定です（準備中）。

リンク †

お問い合わせ †

西はりま天文台 harima（AT）nhao.jp （担当: 加藤）

その他 †

スタッフ向けページ
ログシート : pdf, xls