観測マニュアル

現状、MINTはMINT制御PC(Windows)にVNCでログインして観測します。将来的には、コマンドラインから制御するようにしていく予定です。

基本マニュアル

望遠鏡の準備

  1. UCCを起動し、メイン画面の「可視光撮像観測」とクリックする。
  2. 立ち上がったウインドウのメニューバーで、観測補助 -> 観測準備 をクリックする。
    - 現状の観測準備スクリプトはいろいろと動かし過ぎる。(望遠鏡の向き、ローテーター回転など)スリムアップが必要)
  3. 「エンクロージャー」を選択する。スリットの「Open」にチェックを入れ、右下の「実行」をクリックし、スリットを開ける。また、制御モードを「同期」にし、望遠鏡の指向方向に自動的に動くようにする。
  4. 「ミラーカバー」を選択し、ミラーカバーを開ける。

CCDの準備

接続

制御室内のPCからMINT制御PCに接続し、観測を行う。

  1. 制御室のMALLS/MINT用PC(Win)もしくはWork1(VineLinux?)を起動。
  2. Ultra VNC Viewerをダブルクリックする。IP 192.168.0.21 を指定し、接続する。パスワードは「harima」。
  • Work1使用時は、VNC-MINT(Cas)をダブルクリック。パスワードは上と同様。
  1. MINT制御PCに接続され、 「イメージング用PC」と書かれたデスクトップが表示される。

CCD冷却、フィルタ選択

  1. FLI Grabをダブルクリック。立ち上げるとカメラ設定が自動的に行われる。
  2. メニューバーから、Grab -> CCD temperature controlを選択し、温度を-30度に設定する。
  3. 重要: メニューバーから、Grab -> Background CCD Flushにチェックをいれる。これをしないと残像が残る。
  4. メニューバーから、Grab -> Camera Controlを選択。出てきたウインドウ上で、積分時間、撮影モードなどを選択できる。
  5. デスクトップ上のFLI Filterをダブルクリック。フィルタホイール制御ウィンドウが立ち上がる。はじめは、ホイールのポジションがUnknownになっているので、Homeをクリックする。Bバンドフィルタに移動したのを確認した後、使用するフィルタをクリック。

望遠鏡の操作

  1. 望遠鏡を観測する天体に向ける。可視撮像観測モードウインドウの「天体補足・追尾」をクリック。
  2. 自身で用意した観測リストを選択し、観測天体をクリック。次に、天体起動表示をクリックし、選んだ天体が観測に適しているかを確認する。
  • その他、alpha, dec指令、ファイル駆動などの導入方法がある。
  1. 「追尾開始」をクリック。望遠鏡が動き始める。
  2. 望遠鏡が天体に向いたら、「視野回転」を選択する。制御モードを「AZ/EL同期」にし、実行。実行後、一番上の記入ボックスに書き込み可能となるので、そこに「-90」と入れる(値要調査)と、撮像データがNorth Upになる。

撮像

  1. Camera Controlウィンドウで、以下を設定する。
    1. 積分時間(Exposureの数値を選択。任意の値の入力可)
    2. データタイプ(Typeから選択。Normal=通常露出、Dark=ダーク撮影 など)
    3. 読み出しモード(FOCUS MODEは読み出しが早いがノイズが増す。データ取得時は500kHzを推奨)
  2. Focus合わせ時はそのままGrabをクリック。取得画像が表示される。自動保存はされない。
  3. データを保存したり、何枚も連続で撮影する場合は、メニューバーから、Grab -> Sequence grabを選択する。
  4. データの保存ディレクトリ名、ファイル名、開始番号、枚数を入力する。
  5. Beginをクリックすると、連続露出を開始する。

詳細マニュアル

作成中

FLI Grab

  • スクリプトファイルを使う手順?

準備中


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