* 観測マニュアル [#ncf8c2aa]

現状、MINTはMINT制御PC(Windows)にVNCでログインして観測します。将来的には、コマンドラインから制御するようにしていく予定です。

#contents

*基本マニュアル [#ia4826f4]

**望遠鏡の準備 [#f959683c]

+ UCCを起動し、メイン画面の「可視光撮像観測」とクリックする。
+ 立ち上がったウインドウのメニューバーで、観測補助 -> 観測準備 をクリックする。
 - 現状の観測準備スクリプトはいろいろと動かし過ぎる。(望遠鏡の向き、ローテーター回転など)スリムアップが必要)
+ 「エンクロージャー」を選択する。スリットの「Open」にチェックを入れ、右下の「実行」をクリックし、スリットを開ける。また、制御モードを「同期」にし、望遠鏡の指向方向に自動的に動くようにする。
+ 「ミラーカバー」を選択し、ミラーカバーを開ける。


**CCDの準備 [#w700b851]

*** 接続 [#xb726af5]

制御室内のPCからMINT制御PCに接続し、観測を行う。

+制御室のMALLS/MINT用PC(Win)もしくはWork1(VineLinux)を起動。
+Ultra VNC Viewerをダブルクリックする。IP 192.168.0.21  を指定し、接続する。パスワードは「harima」。
-Work1使用時は、VNC-MINT(Cas)をダブルクリック。パスワードは上と同様。
+MINT制御PCに接続され、 「イメージング用PC」と書かれたデスクトップが表示される。

***CCD冷却、フィルタ選択 [#k05e6b54]

+ FLI Grabをダブルクリック。立ち上げるとカメラ設定が自動的に行われる。
+ メニューバーから、Grab -> CCD temperature controlを選択し、温度を-30度に設定する。
+重要: メニューバーから、Grab -> Background CCD Flushにチェックをいれる。これをしないと残像が残る。
+ メニューバーから、Grab -> Camera Controlを選択。出てきたウインドウ上で、積分時間、撮影モードなどを選択できる。
+ デスクトップ上のFLI Filterをダブルクリック。フィルタホイール制御ウィンドウが立ち上がる。はじめは、ホイールのポジションがUnknownになっているので、Homeをクリックする。Bバンドフィルタに移動したのを確認した後、使用するフィルタをクリック。


**望遠鏡の操作 [#s03a1b42]
+ 望遠鏡を観測する天体に向ける。可視撮像観測モードウインドウの「天体補足・追尾」をクリック。
+ 自身で用意した観測リストを選択し、観測天体をクリック。次に、天体起動表示をクリックし、選んだ天体が観測に適しているかを確認する。
- その他、alpha, dec指令、ファイル駆動などの導入方法がある。
+ 「追尾開始」をクリック。望遠鏡が動き始める。
+ 望遠鏡が天体に向いたら、「視野回転」を選択する。制御モードを「AZ/EL同期」にし、実行。実行後、一番上の記入ボックスに書き込み可能となるので、そこに「-90」と入れる(値要調査)と、撮像データがNorth Upになる。


**撮像 [#v7681611]

+Camera Controlウィンドウで、以下を設定する。
++積分時間(Exposureの数値を選択。任意の値の入力可)
++データタイプ(Typeから選択。Normal=通常露出、Dark=ダーク撮影 など)
++読み出しモード(FOCUS MODEは読み出しが早いがノイズが増す。データ取得時は500kHzを推奨)
+Focus合わせ時はそのままGrabをクリック。取得画像が表示される。自動保存はされない。
+データを保存したり、何枚も連続で撮影する場合は、メニューバーから、Grab -> Sequence grabを選択する。
+データの保存ディレクトリ名、ファイル名、開始番号、枚数を入力する。
+Beginをクリックすると、連続露出を開始する。


* 詳細マニュアル [#he7f821d]

作成中

*FLI Grab [#rd24bf27]

-メーカーのマニュアル
http://www.astronomy.ohio-state.edu/~jdeast/demonex/documents/detector/fligrab.pdf

-[[スクリプトファイルを使う手順>User Manual/FLIGrab]] 

準備中

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