NAYUTA-Top

西はりま天文台の外部から観測するためのユーザ向け手引きです。
Zoom の画面共有とリモートコントロール機能を使います。
天文台スタッフは制御室内で待機し、観測を補助します。

必要なもの

  • 安定したインターネット環境
  • Zoom がインストールされたパソコン
  • 最低2つ(できれば3つ以上)のディスプレイ (Zoom共有画面 とスカイモニター を常に見れるように)
    • 1つのパソコンに複数のディスプレイをつなぐ必要はない。(パソコン1つ+ディスプレイ1つ)を複数セット用意するのでもよい。

リモートでできること、できないこと

できること

  • なゆた望遠鏡の基本操作 (nayuta コマンド でできること)
  • コマンドラインでの観測装置制御
  • DS9の表示・操作
  • MALLS 光学素子等 (グレーティング、スリット、ランプ等)の設定

できないこと

  • 望遠鏡制御架の立ち上げ、終了
  • 望遠鏡制御ソフトucc_run の GUI操作(観測準備、終了など)

    これらの操作は、天文台スタッフに依頼してください。

手順

観測前日までにする準備

観測当日

  • Zoom のミーティングに接続する
  • Zoomで共有された観測装置制御用PC ("OBS1b") のデスクトップとスカイモニター が常に見える状態にしてください
  • Zoom 共有画面の最上部の「オプションを表示」から「リモートコントロールを要求する」を押す
    zoom_remo.png
  • 共有画面のどこかをクリックすると、それ以降、デスクトップを制御できるはず。適当なターミナルに"ls"など適当なコマンドを入力してテスト。
  • なゆた望遠鏡の操作についてはnayuta コマンド を参照。
    • ただし、安全確認のため、望遠鏡の架台を動かす($nayuta -p, -m コマンド)前に、天文台スタッフに声をかけて許可を得てから操作をしてください。
  • 観測装置の制御については、各装置のマニュアルを参照。
  • 天文台スタッフも制御室で待機し気象情報等に注意していますが、観測者もスカイモニターで気象情報を確認し、湿度や降雨に注意するようにしてください(気象情報が赤字で表示されたら、観測不可。ドームを閉めるように天文台スタッフに連絡してください)。
  • タイピングへの反応が著しく遅いなどリモート観測が困難なときは、Zoom 共有画面の最上部の「オプションを表示」から「リモート制御の停止」を押して、天文台スタッフに操作を依頼してください。
  • 観測ログは OBS1b上で以下のコマンドを用いて開き、Zoom共有画面上で記入してください。
     (MALLS) $mallslogc
     (NIC) $niclogc
     (WFGS2) $wfgs2logc
    • Zoom でのログ記入が難しい場合は、以下からログのテンプレートファイルをダウンロードし、観測者の手元で記入してください。
      • MALLS fileMALLS_logsheet.xls
      • NIC fileNIC_logsheet.xls
      • WFGS2 fileWFGS2_logsheet.xls
      • ファイル名は (小文字で装置名)_yymmdd.xls としてください。例: malls_201201.xls
      • 観測終了後、エクセル形式とPDF形式にして保存し、担当スタッフにメールで送ってください。

スタッフ向け情報

スタッフ向け手引き


添付ファイル: filezoom_remo.png 307件 [詳細] fileWFGS2_logsheet.xls 317件 [詳細] fileNIC_logsheet.xls 320件 [詳細] fileMALLS_logsheet.xls 352件 [詳細]

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Last-modified: 2022-02-27 (日) 16:26:39 (787d)