#author("2020-12-09T02:56:56+00:00","default:nhao","nhao") [[NAYUTA-Top]]へ戻る **観測用コマンド [#l530ae8f] 観測共通端末 OBS1b (Ubuntu)から利用可能な望遠鏡制御コマンド~ ※言語 [py]= python script, [sh] : shell script, [c]: C code -nayuta [py] (201209更新) >望遠鏡の基本制御コマンド --利用方法の表示 nayuta -- 赤経赤緯座標(2000年分点)で導入・追尾する : 2000.0年分点、ドーム連動 nayuta -p hh mm ss.sss +/-dd mm ss.sss -- 赤経赤緯座標(1950年分点)で導入・追尾する : 1950.0年分点、ドーム連動 nayuta -p1950 hh mm ss.sss +/-dd mm ss.sss -- 赤経赤緯座標(任意の分点)で導入・追尾する : 入力された分点、ドーム連動 nayuta -p1950 hh mm ss.sss +/-dd mm ss.sss YYYY.YYYY [ <-分点 ] -- 赤経赤緯座標(2000年分点)の現在の高度方位を表示する nayuta -azel hh mm ss.sss +/-dd mm ss.sss 表示される高度と方位には若干の誤差があります。 --オフセットを入れる nayuta -o Ra_offset(秒) Dec_offset(秒) -- 追加オフセットを入れる nayuta -do delta_Ra_offset(秒) delta_Dec_offset(秒) --副鏡位置移動(フォーカス) nayuta -f focus --望遠鏡とエンクロージャをホーム位置に移動 nayuta -home ※スリット閉ならびにベンチレータの対応は現在調整中。 望遠鏡のホーム位置は望遠鏡の状態によって変わる場合があります。 -- エンクロージャの制御 nayuta -e az 角度 エンクロージャを回転 sopen スリットを開ける sstop 止める sclose 閉じる --MALLSメンテナンス位置(AZ=-40.0)に移動 nayuta -mallspos -- カセグレンの装置ローテータを非同期モード(視野は地平座標に対して固定)で動かす nayuta -rc rot_ang (度) rot_ang: ローテータの原点からの回転角度 (範囲: +/-270度) -- カセグレンの装置ローテータをAZ/EL同期モード(視野は赤道座標に対して固定)で動かす nayuta -sc pos_ang (度) pos_ang: 位置角 (ローテータの基準方位を赤道座標の北向きに対して何度傾けるか) --- NICでNorth Up にするときは pos_ang = 0 --- WFGS2 で North Up にするときは pos_ang = -45 --- ローテータの機械的駆動可能範囲は+/-270度なので、振り切れないように注意。 ucc_run - 視野回転- 実角度をチェックして、実角度が+/-270度に近い場合(追尾中に限度に達しそうな場合)は、いったん $nayuta -rc 0 として機械的原点に戻してから、もういちど $nayuta -sc (設定する位置角) を実行してください。 ***履歴 [#ycaf3a24] -2020.12.09 -azel オプションを追加 -2020.12.01 -rc, -sc オプションの記述を追加。 -2014.09.17 最新情報を追加。 -2012.09.30 ホーム位置移動、MALLSメンテナンス位置移動を追記 -2012.09.22 ページ作成、基本コマンドを追記