- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
#author("2023-04-05T10:48:05+00:00","default:nhao","nhao")
[[NAYUTA-Top]]へ戻る
#contents
**うるう秒補正 [#f9980660]
-補正値の参照先 : http://maia.usno.navy.mil/ser7/ser7.dat
-[[うるう秒補正作業>./うるう秒補正]]
**望遠鏡の起動操作 [#fdc93041]
*** [[PDF版簡易マニュアル>http://www.nhao.jp/~openuse/tel_ope_manu.pdf]] [#k269ac51]
***簡易版 [#ue9c3ac1]
+ドーム内安全チェック
+制御架のスイッチを1--6の順でON
+UCCで統合制御ソフトを立ち上げる
ucc_run &
+プロジェクト開始(利用モード、観測者をプルダウンメニューで指定)
+行いたい観測モードボタンをクリック
+[観測準備] をクリックし、モード切り替えスクリプトを走らせる
--スクリプトが途中で止まる場合、[クリア] ― ●再開 ― [実行] で回避
+「〜の準備が整いました」が表示されれば利用可能
+エラー発生時は所員に連絡
//-注意
//--上記の最後まで操作が行えても以下の場合は利用できないため、対処が必要
//---AZ, EL駆動制御ができない:制御架3 に、failが点灯している > [[対処方法>マニュアル/トラブル・シューティング]]
//---副鏡制御ができない :制御架4 に、failが点灯している > [[対処方法>マニュアル/トラブル・シューティング]]
**望遠鏡の終了操作 [#r9698a6a]
+ホーム位置に移動 : AZ=90.0, EL=15.0 (2012.08現在:ミラーカバー不調のため)
+ホーム位置に移動 : AZ=0.0, EL=90.0
//+ホーム位置に移動 : AZ=90.0, EL=15.0 (2012.08現在:ミラーカバー不調のため)
+エンクロージャのスリット、風窓を閉める
+安全確認
+除湿器、エアコンをON
+制御架の電源スイッチを6--1の順でOFF
+消灯
-[[観測終了時にチェックすること>マニュアル/なゆた観測終了時にチェックするべきこと]]
**天体リスト管理 [#baa31ce3]
*** ucc_run で登録する [#me0c6da5]
-[[天体リストの管理>マニュアル/基本操作/天体リスト]]
*** 外部マシンで作成してUCCにファイルをコピーする [#m681fdda]
- 以下は、cameraからの作業を想定しています
- UCCにftpでログインする
ftp UCC
id=observer, passwdはスタッフに聞いてください
cd .UCS/Lists
put ファイル名
quit # UCCからログアウト
**うるう秒補正 [#f9980660]
&aname(command_script);
** UCCからコマンドプロンプトを実行する [#a494ddf4]
--コマンドスクリプトが記述されたファイルを、UCC:~/NHAO/任意のディレクトリ/ に置く。
---UCCへのコピー([[FTP利用>http://www.nhao.jp/~nayuta/nayuta_wiki/index.php?%A5%DE%A5%CB%A5%E5%A5%A2%A5%EB%2F%B4%F0%CB%DC%C1%E0%BA%EE%2F%C5%B7%C2%CE%A5%EA%A5%B9%A5%C8#o1480862]])
--望遠鏡の観測準備を整える
--ucc_run(なゆた望遠鏡 統合制御システム)のメインウィンドウか、装置ウィンドウにて下記の操作をする
メニュー[観測補助] - [コマンドスクリプト] -(新しいウィンドウが開く)- [ファイル] - [選択] - 上記で作成したコマンドファイルを選択して[OK] - [○開始]にチェックを入れる - [実行]ボタンをクリック
-補正値の参照先 : http://maia.usno.navy.mil/ser7/ser7.dat
-[[うるう秒補正作業>./うるう秒補正]]
&aname(asteroid);
**小惑星追尾 [#j29086af]
***UCCから行う方法 [#sb995289]
- 天体ごとにコマンド・スクリプトを記述したファイルを作成する
コマンドスクリプトの様式 : MT CMD ASTEROID=Epock, M, a, e, peri, node, i, 分点,
例) ファイル名 point_Ceres:
MT CMD ASTEROID=2455000.5, 27.450000, 2.76600000, 0.0790000, 2.547000, 80.400000, 10.5900000, 2000.0000,
- 実行
-- [[UCCでコマンドスクリプトを実行する>#command_script]]
-- 自動的に望遠鏡が太陽系天体追尾を開始する
- 終了方法 : 特別な操作は必要なく、普段どおり下記の操作を行えば良い
--次の天体に向ける(恒星時追尾、非恒星時追尾どちらでも)
--終了処理、方位高度直接制御
- パラメータの名称と単位
|Element | Units |
|Epoch(要素の元期)| ユリウス日|
|M(元期における平均近点角)| deg |
|a(長半径)| AU|
|e(離心率)| なし|
|peri(近日点引数) | deg |
|node(昇交点黄経) | deg |
|i (軌道傾斜角) | deg |
|分点 | 2000 .0000年|
** ファイル駆動による追尾 [#oedc29eb]
*** 座標を取得する [#of7293c3]
- 彗星や小惑星の場合は、HORIZONにアクセスする : http://ssd.jpl.nasa.gov/horizons.cgi
- 各項目を入力する
Ephemeris Type [change] : OBSERVER
Target Body [change] : Mars [499]
Observer Location [change] : Geocentric [500]
Time Span [change] : Start=2014-07-31, Stop=2014-08-30, Step=1 d
Table Settings [change] : defaults
Display/Output [change] : default (formatted HTML)
-- Ephemeris Typeは、"OBSERVER"のままでよい
-- Observer Locationには、天文台座標を入れる→ EAST 134.3356, NORTH 35.0253, 標高449m
-- Target Bodyは、彗星の記号を入れる (209P, C/2014 E2など)
-- 動きの早い天体の場合、Time Spanでは、たいてい1分おきにするとよい
-- Table setting, Diaplay/Outputは使いやすいものを選ぶ
*** UCCのファイル駆動の形式に揃える [#za131447]
- sed, awkなどを使うと便利
- UCCが読み込み可能な形式
形式) YYYY-MM-DD,HH:MM:SS.0,RA(hhmmss.sss),DEC(+/-ddmmss.sss),equinox(YYYY.YYYY),
例) 2014-02-23,10:08:06.0,102954.820,-142308.200,2000.000, <-最後コンマ
- 時刻はUT
- 上記の例では(最終列が2000.000)、 RA, DECの分点は J2000
- 最初と最後の時刻差が5時間以内でないといけない
- ファイルサイズは12MBを超えてはいけない
*** UCCにファイルをコピーする [#p47d7cfe]
- 以下は、cameraからの作業を想定しています
- UCCにftpでログインする
ftp UCC
id=observer, passwdはスタッフに聞いてください
cd NHAO/FILEMOVE
put ファイル名
quit # UCCからログアウト
*** UCCでファイル駆動を実行する [#g1a7bf1e]
- 天体補足・追尾>追尾対象>ファイル駆動>でてきたウィンドウでファイル->選択
/export/home/observer/NHAO/FILEMOVE/ファイル名
を選択>ok
** UCC内ファイル置き場一覧 [#cd568505]
- 天体リスト
/export/home/observer/.UCS/Lists
- ファイル駆動用ファイル
/export/home/observer/NHAO/FILEMOVE
- UCCスクリプト(小惑星追尾など)
/export/home/observer/NHAO/SCRIPT