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#contents
**望遠鏡の起動操作 [#fdc93041]
***簡易版 [#ue9c3ac1]
+ドーム内安全チェック
+制御架のスイッチを1--6の順でON
+UCCで統合制御ソフトを立ち上げる
ucc_run &
+プロジェクト開始(利用モード、観測者をプルダウンメニューで指定)
+行いたい観測モードボタンをクリック
+[観測準備] をクリックし、モード切り替えスクリプトを走らせる
--スクリプトが途中で止まる場合、[クリア] ― ●再開 ― [実行] で回避
+「〜の準備が整いました」が表示されれば利用可能
+エラー発生時は所員に連絡
//-注意
//--上記の最後まで操作が行えても以下の場合は利用できないため、対処が必要
//---AZ, EL駆動制御ができない:制御架3 に、failが点灯している > [[対処方法>マニュアル/トラブル・シューティング]]
//---副鏡制御ができない :制御架4 に、failが点灯している > [[対処方法>マニュアル/トラブル・シューティング]]
**望遠鏡の終了操作 [#r9698a6a]
+ホーム位置に移動 : AZ=90.0, EL=15.0 (2012.08現在:ミラーカバー不調のため)
+エンクロージャのスリット、風窓を閉める
+安全確認
+除湿器、エアコンをON
+制御架の電源スイッチを6--1の順でOFF
+消灯
-[[観測終了時にチェックすること>マニュアル/なゆた観測終了時にチェックするべきこと]]
**天体リスト管理 [#baa31ce3]
-[[天体リストの管理>マニュアル/基本操作/天体リスト]]
&aname(command_script);
** UCCからコマンドプロンプトを実行する [#a494ddf4]
--コマンドスクリプトが記述されたファイルを、UCC:~/NHAO/任意のディレクトリ/ に置く。
---UCCへのコピー(FTP利用)
--望遠鏡の観測準備を整える
--ucc_run(なゆた望遠鏡 統合制御システム)のメインウィンドウか、装置ウィンドウにて下記の操作をする
メニュー[観測補助] - [コマンドスクリプト] -(新しいウィンドウが開く)- [ファイル] - [選択] - 上記で作成したコマンドファイルを選択して[OK] - [○開始]にチェックを入れる - [実行]ボタンをクリック
&aname(asteroid);
**小惑星追尾 [#j29086af]
***UCCから行う方法 [#sb995289]
- 天体ごとにコマンド・スクリプトを記述したファイルを作成する
コマンドスクリプトの様式 : MT CMD ASTEROID=Epock, M, a, e, peri, node, i, 分点,
例) ファイル名 point_Ceres:
MT CMD ASTEROID=2455000.5, 27.450000, 2.76600000, 0.0790000, 2.547000, 80.400000, 10.5900000, 2000.0000,
- 実行
-- [[UCCでコマンドスクリプトを実行する>#command_script]]
-- 自動的に望遠鏡が太陽系天体追尾を開始する
- 終了方法 : 特別な操作は必要なく、普段どおり下記の操作を行えば良い
--次の天体に向ける(恒星時追尾、非恒星時追尾どちらでも)
--終了処理、方位高度直接制御
- パラメータの名称と単位
|Element | Units |
|Epoch(要素の元期)| ユリウス日|
|M(元期における平均近点角)| deg |
|a(長半径)| AU|
|e(離心率)| なし|
|peri(近日点引数) | deg |
|node(昇交点黄経) | deg |
|i (軌道傾斜角) | deg |
|分点 | 2000 .0000年|
**うるう秒補正 [#f9980660]
-補正値の参照先 : http://maia.usno.navy.mil/ser7/ser7.dat
-[[うるう秒補正作業>./うるう秒補正]]