Staff/反射率測定データ解析
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開始行:
[[Staff]]
#contents
''このページの情報は古いため、[[新しいページ>Staff/反射率...
*概要 [#mb8fd681]
ここでは CM-600d での主鏡反射率測定データの解析方法の概要...
- 測定器の出力データ (CSVファイル) を編集し、測定箇所 ID ...
- 下記に示すPython スクリプトで、以下の3種類の解析をする。
-- 各位置での 670nm 反射率
-- 代表的な位置での反射率スペクトル
-- 平均的な反射率スペクトル (エラー付き)
測定方法については [[こちらのページ>Staff/CM-600dでの反射...
(なお、以下のが唯一の解析方法というわけではないので、便利...
&color(red,white){''後で検証するため、「測定器から吸い出...
CSV ファイルの保存先ディレクトリーは下記の通り。念のため ...
- なゆた生データ
camera:/home/nhao/Reflectivity/raw/
gamera:/home/nhao/Reflectivity/raw/
- 60cm 生データ
camera:/home/nhao/Reflectivity/60cm_raw/
gamera:/home/nhao/Reflectivity/60cm_raw/
*データ準備 [#bd4f7b64]
- 測定器をパソコン (ステラナビ用PC) に接続して読み出し。(...
-- 読み出しの手順は [[測定方法のページ>Staff/CM-600dでの...
//&color(black,yellow){注意点: パソコンに取り込むときには...
//(PC正面のUSB3.0ポートでも接続できた@20180109)
- 測定箇所 ID を書き込み、余計なカラムを削除した CSV 形式...
-- 測定時に記録したログシートを用意する。これを見ながら入...
-- 変換用 Python スクリプト: &ref{./mark_position.py}; を...
--- gamera で下記の通り走らせると、各測定箇所IDに対応する...
% ./mark_position.py 20180109b.csv -o test
input the corresponding data number
The Data Number for U1: 1 (← U1 に対応するデータ番号...
The Data Number for U2: 2 (← U2 に対応するデータ番号...
...
(出力ファイル)
測定箇所 ID 12点分の入った csv ファイル : ...
波長 670nm の結果を取り出して SCI-SCE を計算した結果 :...
--- 最後まで入力すると、-o オプションで指定した名前の末尾...
--- 同時に 670nm の反射率を計算し、「測定箇所ID」「反射率...
--- まだ洗練されていないのでエラーは出るかもしれない。こ...
- (''表計算ソフトを用いる場合'') 測定器から出力されたCSV...
++ ファイルを表計算ソフトで開く時、区切り文字は「カンマ」...
++ 測定に失敗したデータ、キャリブレーションデータなどの不...
++ ”データ名” ”データ属性” の2つのカラムを削除 (マルチバ...
++ 測定位置のID (U1-U3, D1-D3, R1-R3, L1-L3, Sample-R, Sa...
++ 操作を簡単にするため、''1回の測定ごとに1つのファイルに...
- 保存したCSVファイルから、各点での波長 670nm における測...
-- シェルスクリプト: &ref(prepare_ref.sh); (実行例は下記...
% ./prepare_ref.sh 20180109b_mirror.csv 20180109b
Preparing the data of reflectivity at 670nm...
==> 20180109b_670nm.dat
extracting the spectral data at the U1 position..
==> spec_U1_20180109b.dat
extracting the spectral data at the R1 position..
==> spec_R1_20180109b.dat
- 同様な操作を比較対象(この場合は清掃前)のデータにも適用。
例: ./prepare_ref.sh 20180109a_mirror.csv 20180109a
*結果のプロットなど [#u0881d65]
- 単純に波長の関数として反射率をプロット。
-- 簡単な Python スクリプトその1 (やや古い): &ref(refplot...
--- 上記 prepare_ref.sh からの出力ファイルを引数で指定し...
使用例: python refplot --f1 spec_U1_20180109b.dat --f2 s...
ヘルプの表示: python refplot.py -h
-- 簡単な Python スクリプトその2 (こちらを推奨): 下記 &re...
--- ただしこの -p オプションが使えるのは表計算ソフトなど...
使用例: python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv --f2 20...
(U1 の結果をプロットして清掃前後を比較する場合)
- 複数箇所で測定したデータを用いてスペクトルのばらつきを...
-- 簡単な Python スクリプト: &ref(plot_stat.py);
-- 編集した CSV ファイルをそのまま読み込める。使い方は以...
python plot_stat.py 2010109b_mirror.csv --f2 20180109a_m...
-- 測定器から出力された CSV ファイルを編集せずにそのまま...
例: python plot_stat.py 20171010_60cm.csv --raw
-- なゆたのデータをプロットする場合、短い波長域で反射率が...
例: python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv -w
-- (2018.05.08更新) SCE 成分を下段にプロットするようにし...
-- (2018.05.11更新) -p オプションに加え、--p2 オプション...
*解析結果の例 (2018-01-09) [#w5cf4dca]
- 670nm における各位置での反射率測定結果 (洗浄前&洗浄後)...
,測定位置, 洗浄前(%), 洗浄後(%)
,U1, 81.3, 82.6
,U2, 79.27, 83.03
,U3, 79.28, 81.5
,L1, 78.34, 81.87
,L2, 78.75, 82.1
,L3, 79.55, 83.28
,D1, 78.49, 79.88
,D2, 79.26, 83.43
,D3, 79.12, 82.73
,R1, 78.97, 81.43
,R2, 78.3, 81.06
,R3, 79.36, 82.97
,Sample-R, 81.55, 82.29
,Sample-L, 79.62, 80.33
,Spot1, 61.37, 59.58
- U1, R1 の反射率スペクトル: 洗浄前・後の比較 (plot_stat....
-- U1/R1 の反射率スペクトル。U1 の実行コマンドは以下。R1 ...
% python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv --f2 20180109...
-- 図をセーブしたければ、「-s ファイル名.png」で保存でき...
#ref("./U1_spec_20180109_SCE.png")
#ref("./R1_spec_20180109_SCE.png")
-- 上段が反射率 (SCI-SCE)、下段が散乱成分 (SCE)。
-- 赤がファイル1 (この場合は清掃後)、青がファイル2 (この...
-- 色の帯の部分が、最大値から最小値の範囲。エラーバーは測...
- U1, R1 の反射率スペクトル: 洗浄前・後の比較 (refplot.py...
-- U1 の反射率スペクトル。実行コマンドは以下。
% python refplot.py --f1 spec_U1_20180109b.dat --f2 spec...
#ref("./U1spec_20180109.png")
-- R1 の反射率スペクトル。実行コマンドは以下。
% python refplot.py --f1 spec_R1_20180109b.dat --f2 spec...
#ref("./R1spec_20180109.png")
- 測定位置によるばらつきを考慮した反射率スペクトル (20180...
% python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv --f2 20180109...
#ref("./improvement_20180109.png")
-- それぞれの波長ごとに、12箇所の測定データを用いて分布を...
-- この例では、清掃前に比べて清掃後の反射率は一応向上して...
- 1回分のファイルのみを plot_stat.py に与えると、各測定位...
% python plot_stat.py 2010109b_mirror.csv -w -t 'Reflect...
#ref("./specs_cleaned_20180109_SCE.png")
*デモデータ [#w3e74a3b]
- 上の例で用いたデータ (2018/01/09 測定時の csvファイル):
-- &ref(20180109a_mirror.csv);(清掃前)
-- &ref(20180109b_mirror.csv); (清掃後)
- 主鏡本体の測定位置以外にも、サンプルピースおよびスポッ...
-- &ref(20180109a_all.csv);(清掃前)
-- &ref(20180109b_all.csv); (清掃後)
* 備考 [#w70d1f23]
- LibreOffice (ods ファイル) で解析済みのものの中には、cs...
-- 下表は2018/05/15現在の各形式ファイル有無を記したリスト。
-- 測定1回分だけの csv がある場合には、「清掃前」と仮定し...
-- ods は清掃前・清掃後を一つのファイルに含んでいる。(正...
| 日付 | ods | csv(清掃前) | csv(清掃後) |h
|170213| あり | なし | なし |
|170410| あり | なし | なし |
|170508| あり | あり | なし |
|170711| あり | あり | なし |
|170912| あり | なし | なし |
|180109| あり| あり | あり |
|180409| あり | なし | なし |
|180425| (あり)| あり | あり |
-- 2018/04/25 の ods ファイルは、互換性が未確認。
- odsファイルを使っても別に問題はないが、''「人為的な操作...
終了行:
[[Staff]]
#contents
''このページの情報は古いため、[[新しいページ>Staff/反射率...
*概要 [#mb8fd681]
ここでは CM-600d での主鏡反射率測定データの解析方法の概要...
- 測定器の出力データ (CSVファイル) を編集し、測定箇所 ID ...
- 下記に示すPython スクリプトで、以下の3種類の解析をする。
-- 各位置での 670nm 反射率
-- 代表的な位置での反射率スペクトル
-- 平均的な反射率スペクトル (エラー付き)
測定方法については [[こちらのページ>Staff/CM-600dでの反射...
(なお、以下のが唯一の解析方法というわけではないので、便利...
&color(red,white){''後で検証するため、「測定器から吸い出...
CSV ファイルの保存先ディレクトリーは下記の通り。念のため ...
- なゆた生データ
camera:/home/nhao/Reflectivity/raw/
gamera:/home/nhao/Reflectivity/raw/
- 60cm 生データ
camera:/home/nhao/Reflectivity/60cm_raw/
gamera:/home/nhao/Reflectivity/60cm_raw/
*データ準備 [#bd4f7b64]
- 測定器をパソコン (ステラナビ用PC) に接続して読み出し。(...
-- 読み出しの手順は [[測定方法のページ>Staff/CM-600dでの...
//&color(black,yellow){注意点: パソコンに取り込むときには...
//(PC正面のUSB3.0ポートでも接続できた@20180109)
- 測定箇所 ID を書き込み、余計なカラムを削除した CSV 形式...
-- 測定時に記録したログシートを用意する。これを見ながら入...
-- 変換用 Python スクリプト: &ref{./mark_position.py}; を...
--- gamera で下記の通り走らせると、各測定箇所IDに対応する...
% ./mark_position.py 20180109b.csv -o test
input the corresponding data number
The Data Number for U1: 1 (← U1 に対応するデータ番号...
The Data Number for U2: 2 (← U2 に対応するデータ番号...
...
(出力ファイル)
測定箇所 ID 12点分の入った csv ファイル : ...
波長 670nm の結果を取り出して SCI-SCE を計算した結果 :...
--- 最後まで入力すると、-o オプションで指定した名前の末尾...
--- 同時に 670nm の反射率を計算し、「測定箇所ID」「反射率...
--- まだ洗練されていないのでエラーは出るかもしれない。こ...
- (''表計算ソフトを用いる場合'') 測定器から出力されたCSV...
++ ファイルを表計算ソフトで開く時、区切り文字は「カンマ」...
++ 測定に失敗したデータ、キャリブレーションデータなどの不...
++ ”データ名” ”データ属性” の2つのカラムを削除 (マルチバ...
++ 測定位置のID (U1-U3, D1-D3, R1-R3, L1-L3, Sample-R, Sa...
++ 操作を簡単にするため、''1回の測定ごとに1つのファイルに...
- 保存したCSVファイルから、各点での波長 670nm における測...
-- シェルスクリプト: &ref(prepare_ref.sh); (実行例は下記...
% ./prepare_ref.sh 20180109b_mirror.csv 20180109b
Preparing the data of reflectivity at 670nm...
==> 20180109b_670nm.dat
extracting the spectral data at the U1 position..
==> spec_U1_20180109b.dat
extracting the spectral data at the R1 position..
==> spec_R1_20180109b.dat
- 同様な操作を比較対象(この場合は清掃前)のデータにも適用。
例: ./prepare_ref.sh 20180109a_mirror.csv 20180109a
*結果のプロットなど [#u0881d65]
- 単純に波長の関数として反射率をプロット。
-- 簡単な Python スクリプトその1 (やや古い): &ref(refplot...
--- 上記 prepare_ref.sh からの出力ファイルを引数で指定し...
使用例: python refplot --f1 spec_U1_20180109b.dat --f2 s...
ヘルプの表示: python refplot.py -h
-- 簡単な Python スクリプトその2 (こちらを推奨): 下記 &re...
--- ただしこの -p オプションが使えるのは表計算ソフトなど...
使用例: python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv --f2 20...
(U1 の結果をプロットして清掃前後を比較する場合)
- 複数箇所で測定したデータを用いてスペクトルのばらつきを...
-- 簡単な Python スクリプト: &ref(plot_stat.py);
-- 編集した CSV ファイルをそのまま読み込める。使い方は以...
python plot_stat.py 2010109b_mirror.csv --f2 20180109a_m...
-- 測定器から出力された CSV ファイルを編集せずにそのまま...
例: python plot_stat.py 20171010_60cm.csv --raw
-- なゆたのデータをプロットする場合、短い波長域で反射率が...
例: python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv -w
-- (2018.05.08更新) SCE 成分を下段にプロットするようにし...
-- (2018.05.11更新) -p オプションに加え、--p2 オプション...
*解析結果の例 (2018-01-09) [#w5cf4dca]
- 670nm における各位置での反射率測定結果 (洗浄前&洗浄後)...
,測定位置, 洗浄前(%), 洗浄後(%)
,U1, 81.3, 82.6
,U2, 79.27, 83.03
,U3, 79.28, 81.5
,L1, 78.34, 81.87
,L2, 78.75, 82.1
,L3, 79.55, 83.28
,D1, 78.49, 79.88
,D2, 79.26, 83.43
,D3, 79.12, 82.73
,R1, 78.97, 81.43
,R2, 78.3, 81.06
,R3, 79.36, 82.97
,Sample-R, 81.55, 82.29
,Sample-L, 79.62, 80.33
,Spot1, 61.37, 59.58
- U1, R1 の反射率スペクトル: 洗浄前・後の比較 (plot_stat....
-- U1/R1 の反射率スペクトル。U1 の実行コマンドは以下。R1 ...
% python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv --f2 20180109...
-- 図をセーブしたければ、「-s ファイル名.png」で保存でき...
#ref("./U1_spec_20180109_SCE.png")
#ref("./R1_spec_20180109_SCE.png")
-- 上段が反射率 (SCI-SCE)、下段が散乱成分 (SCE)。
-- 赤がファイル1 (この場合は清掃後)、青がファイル2 (この...
-- 色の帯の部分が、最大値から最小値の範囲。エラーバーは測...
- U1, R1 の反射率スペクトル: 洗浄前・後の比較 (refplot.py...
-- U1 の反射率スペクトル。実行コマンドは以下。
% python refplot.py --f1 spec_U1_20180109b.dat --f2 spec...
#ref("./U1spec_20180109.png")
-- R1 の反射率スペクトル。実行コマンドは以下。
% python refplot.py --f1 spec_R1_20180109b.dat --f2 spec...
#ref("./R1spec_20180109.png")
- 測定位置によるばらつきを考慮した反射率スペクトル (20180...
% python plot_stat.py 20180109b_mirror.csv --f2 20180109...
#ref("./improvement_20180109.png")
-- それぞれの波長ごとに、12箇所の測定データを用いて分布を...
-- この例では、清掃前に比べて清掃後の反射率は一応向上して...
- 1回分のファイルのみを plot_stat.py に与えると、各測定位...
% python plot_stat.py 2010109b_mirror.csv -w -t 'Reflect...
#ref("./specs_cleaned_20180109_SCE.png")
*デモデータ [#w3e74a3b]
- 上の例で用いたデータ (2018/01/09 測定時の csvファイル):
-- &ref(20180109a_mirror.csv);(清掃前)
-- &ref(20180109b_mirror.csv); (清掃後)
- 主鏡本体の測定位置以外にも、サンプルピースおよびスポッ...
-- &ref(20180109a_all.csv);(清掃前)
-- &ref(20180109b_all.csv); (清掃後)
* 備考 [#w70d1f23]
- LibreOffice (ods ファイル) で解析済みのものの中には、cs...
-- 下表は2018/05/15現在の各形式ファイル有無を記したリスト。
-- 測定1回分だけの csv がある場合には、「清掃前」と仮定し...
-- ods は清掃前・清掃後を一つのファイルに含んでいる。(正...
| 日付 | ods | csv(清掃前) | csv(清掃後) |h
|170213| あり | なし | なし |
|170410| あり | なし | なし |
|170508| あり | あり | なし |
|170711| あり | あり | なし |
|170912| あり | なし | なし |
|180109| あり| あり | あり |
|180409| あり | なし | なし |
|180425| (あり)| あり | あり |
-- 2018/04/25 の ods ファイルは、互換性が未確認。
- odsファイルを使っても別に問題はないが、''「人為的な操作...
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