3月
1日 3日 9日 10日 11日 12日

3月1日
初イメージ取得成功
初イメージ!!!!
CCDの温度は-67度。実験室の様子を撮影。
CCDの温度が約0度のときのバイアス。
ホットピクセルの影響(?)がみられる。
横方向に伸びているホットピクセルは製造工程での傷だろうか。
CCDの温度が-53度のときのバイアス。
ホットピクセルの影響はなくなったが、ホットコラムはまだある。
上のイメージの拡大図。
冷凍機と冷凍機空冷用のファンを止めて、
撮ったバイアスの拡大図。
1ピクセルおきのパターンが見られる。

かなりノイジーなイメージだ。これからはノイズ対策。
-70度程度までしか冷えていないので、これも対策が必要。

3月3日

3月9日
CCDの温度は室温でテスト。
冷凍機自体は動作させていない。
下のイメージはフルフレームの一部を拡大したもの。
表示のスケールは合わしてあります。
イメージをクリックすると implot した図が見られます。
冷凍機電源とファンがオン
振幅は4000カウントぐらい
冷凍機電源はオフ、ファンはオン
上のノイズは消えたが低レベルの周期的ノイズが見られる。
振幅は500カウントぐらい
冷凍機電源とファンがオフ
低レベルの周期的ノイズも見られなくなる。
振幅は300カウントぐらい
このぐらいならダークのランダムノイズで説明できる。
冷凍機電源がノイズ現であると判明。ファンも少し影響がある。

3月10日
いろいろノイズ対策を試みたところデュワーをグランドすることで件のノイズが消えた。昨日と同様、CCDの温度は室温でおこなった。
冷凍機電源とファンがオンでデュワーをグランドしたときに取得したイメージの一部。冷凍機自体は動作させていない。

横縞が見える。これは昨日、冷凍機電源とファンをオフにしたときには見られなかった。下の図は1000から1050のコラムを平均したもの。
3月11日
CCDは室温で、ノイズ対策。
冷凍機電源の24V電源のGNDとMFront電源のGNDをつなげた。
冷凍機電源とファンはオン。冷凍機は動作させていない。
デュワーはアースしていない。
きれいなイメージだ。
implot の図はこちら
上の状態で冷凍機を動作させて、取得したイメージ。
この前までとは趣きの異なるノイズが見られる。
デュワー、MFront電源のGND、冷凍機電源のGNDをつなげて撮った イメージ。
きれいだ。
冷やしたときのイメージが楽しみだ。
3月12日
冷却してのテスト。
デュワー、MFront電源のGND、冷凍機電源のGNDをつなげて撮ったイメージ。
CCDの温度は-47度
寝癖をちゃんとなおしておけばよかった。
ちなみに冷やして初めてイメージを撮った日のフレーム。
ノイズの中に私が写っているのが分かります?
バイアスフレームの一部
クリックすると全体図が見られます。
ホットコラムがない領域でのimstatの結果は以下の通り。

imstat ccd0087[418:926,340:850]
MEAN STDDEV MIN MAX
2187. 7.39 2142. 2430.
ダークフレームの一部
クリックすると全体図が見られます。
積分時間 60分

imstat ccd0086[418:926,340:850]
MEAN STDDEV MIN MAX
2189. 25.67 2144. 6697.

MEANがバイアスと2カウント違うのはおそらくコスミックレイの影響だろう。

到達温度は-88度。

以下のことでノイズが少し下がった。
フロントエンドエレクトロニクスをアルミ箔で覆う。
CCDからの出力のケーブルのシールドをデュワーとつなげる。

戻る