4.火星共同観測期間 赤羽徳英(京都大学飛騨天文台),時政典孝(西はりま天文台)

(1-b)2001観測期間: 2001年4月1日-9月30日

宇宙科学研究所火星探査機「のぞみ」は、2003年末から2004年初頭に火星周回軌道へ到着予定となっている。したがって今年の観測期間では、「のぞみ」との共同観測とはならないが、その準備として、観測手段の向上や、火星の観測経験を積むには好都合である。2001年の観測では、視直径が10"以上となる4月1日から9月30日を共同観測期間とするが、海外では視直径が8"以上であれば観測を行っている研究者もあるので、シーイングの良い時であれば、期間外でも観測を行って欲しい。視直径が8"以上となる期間は、3月4日から11月15日である。
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