*)このページは別windowで表示されています。このwindowだけ閉じてください。

解説:アイソプラナティックアングル

isoplanetism

天体からやってくる光波面の乱され方は基本的に方向によって異なっている。天体の見える方向が違うと、その光が通過してくる大気の場所も違うからである。しかしながら地上から大気圏の境界までの全ての層が、等しく光波面の乱れに影響を与えるわけではない。全層を平均して見れば、光波面を乱すのに最も寄与する“乱流層”というものを想定することができる。この乱流層の位置において、2つの天体からくる光の通過する道筋(円柱)に共通性がなくなれば、この2つの天体の方向での光波面の乱れ方には共通性(相関)がないことになる。2つの方向で、光波面の乱れ方の共通性を保証できる角度をアイソプラナティックアングル(isoplanetic angle)と言う。


*)このページは別windowで表示されています。このwindowだけ閉じてください。