SN比と(等級、露出時間)との関係 のバックアップ(No.4)
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- 1 (2019-07-14 (日) 23:32:56)
- 2 (2019-07-14 (日) 23:49:15)
- 3 (2019-07-15 (月) 12:28:01)
- 4 (2019-07-17 (水) 23:12:46)
使用データ †
- 観測日時: JST 2019年7月7日 22:00-24:00頃
- 観測天体1: HR7596 (B9IV)
- Rmag = 5.631 (SIMBAD Vmag を、B8VおよびA0Vの V-R (Allen’s Astph. Qnt. )を使って補正 )
- 露出時間 = 1, 5, 20 sec
- 観測天体2: BD+33 2642
- Rmag = 10.884 (SIMBAD)
- 露出時間 = 20, 60 sec
- スリット: slit-mrr (幅狭部に導入)
- グリズム: g300
- フィルター: LWP (オーダーカット)
- フラット: 天体と同じ分光モードでドームフラットを取得
SN比導出 †
- 1次元化したスペクトルについて、波長域 660-662nm のカウント平均値をS (signal)、標準偏差を N (noise) とした。
SN比と(等級、露出時間)の関係 †
X = 10^(-mag/2.5) * exp (mag: Rバンド等級、exp: 露出時間[秒])
とおくと、Xと「波長660nmでのS/N(2nm幅~波長分解要素あたり)」について、
log(S/N) = a * log(X) + b (a=0.46, b=3.16)
の関係が得られた。
ただし、これはSN比 50-500程度のデータ範囲(しかもデータ数少ない)で得られた結果。 この範囲外(特にSN比が低い方)ではこの関係は成り立たない可能性があるので、要注意。