
◎画像/動画アーカイヴ:M45
おうし座にある散開星団。「プレヤデス星団」という名称が付けられています。日本では「すばる(昴)」、「むつら星(六連星)」、「羽子板星」などとも呼ばれます。古代から知られ、その美しさが愛でられてきました。太陽系から約440光年離れており、メシエ天体の中では最も近い所にあります。その為見かけの大きさもとても大きく、目の良い人なら特に明るい6つの星を肉眼でしっかり見分けることが出来ます。淡いものも含めれば星団全体ではおよそ500の星が含まれています。星団の年齢は1億歳くらいと見積もられ、特に明るい星は重く高温な為あと数億年で死を迎えると考えられます。
明るい星の周りには、それを取り巻くように反射星雲が見えています。散開星団は生まれてからそれ程経っていない若い星の集団ですが、この反射星雲はプレヤデス星団の星を作った材料の残りではなく、直接関係が無かった巨大な分子雲の中を星団が突っ切っているので、 このように星の光を反射して光る雲が見えるようになったと考えられています。
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M45(プレヤデス星団) 低解像度 (333KB) 高解像度 (1.1MB) Takahashi ε-180ED + PENTAX *istDL2 :360秒 観測日:2008/11/28 |
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