
◎画像/動画アーカイヴ:NGC 6543
太陽系から約3300光年離れた所にある典型的な惑星状星雲、通称キャッツアイ星雲です。太陽と大差無い中程度の重さの星が死ぬ間際に見せる姿、恒星から放出されたガスが中心に残った高温の星によって光っているものが惑星状星雲と呼ばれる天体です。しかし、この「猫の目」に見られるような複雑な構造がどのようにして形成されたかは未だ明らかではありません。「猫の目」の回りには淡いハローが見えます。これは、キャッツアイ星雲の基になった恒星が死へ向かう前から放出されてきた物質で、5−10万年前に作られ始めたと考えられています。
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NGC 6543(キャッツアイ星雲) 低解像度 (291KB) 高解像度 (937KB) 赤(中心):Rバンド 150秒 赤(ハロー):Hαバンド 450秒 緑(中心):Vバンド 150秒 緑(ハロー):[O III]バンド 450秒 青:Bバンド 300秒 観測日:2008/ 5/ 3 |
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NGC 6543(キャッツアイ星雲) 低解像度 (284KB) 高解像度 (914KB) 赤:Hαバンド 450秒 緑:[O III]バンド 450秒 青:Bバンド 300秒 観測日:2008/ 5/ 3 |
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