MINT-Top/staff/同時偏光撮像分光装置/観測の仕方 をテンプレートにして作成
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開始行:
[[MINT-Top/staff/同時偏光撮像分光装置]]
&color(red){(20200118記述)このページは古い情報。現在は[...
* Ubuntu POL 使い方法 [#jfa9da52]
- 操作PC: WIZ - 160.128.0.82
- sbig-utilのソフトはCCDを操作する(使い方法:https://git...
- DATA directory: /mnt/pol/obsdata/
- mount方ほ: mountPOL
** CCDの準備 [#rcd730a4]
- start cooling:
sbig cooler on "temp"
- 例:ccdを-5度に冷却する
sbig cooler on -5
- stop cooling:
sbig cooler off
- check cooling:
sbig info cooler
output:
cooling: enabled
imaging ccd setpoint: -4.82C <-- 目標温度
imaging ccd: -5.23C <-- 温度
tracking setpoint: -4.82C
tracking ccd: -5.23C
ambient: 25.00C
heatsink: 25.00C
imaging pwr: 49% <-- stress
tracking pwr: 49%
fan: manual
fan pwr: 100% <-- 意味ない
fan speed: 1000RPM <-- 意味ない
* 装置取り付け後の作業 [#a9df2684]
- obs1 に mintpc がマウントされていることを確認。
$ ls /mnt/pol/obsdata
で日付ディレクトリが見えたらOK
- マウントされていない場合
-- /etc/fstab ファイルの中身を確認して、pol 関係の行がコ...
-- mount コマンド実行
$ sudo mount -a
を実行してみる。うまくいかない場合が多い。
-- mount コマンドがダメなら、obs1を再起動。
* 観測準備 [#l0848d4f]
- CCDの電源を入れる
-- CCDの電源ケーブルに IPpowerに接続している場合は、以下...
--- CCDの電源コードは、IP POWER という機械の No.2 口に挿...
--- obs1 から
$ipmint.sh -n
--> 電源のon/off状況を確認
$ipmint.sh --on 2
--> No.2 (つまりPOL CCD )の電源をON
電源投入してから、CCD に"Connect"する前に、5秒くらい待つ...
- obs1 から vnc で mintpc に入る
- mintpc のデスクトップで CCDSoft をクリックして、立ち上...
- デスクトップの sbigserver.bat と sbigserver_image.bat ...
--エラーが出たらタスクマネージャーでsbigserver.bat と sbi...
- CCDSoft の GUI の "Camera" メニューから"Setup..." を選...
- Camera 欄で "SBIG STL Large Format Camera" が選択され...
- 接続ができたら "Temperature" ボタンを押す。
- 出てきた窓で、"Temperature regulation" = ON ラジオボタ...
- obs1 ターミナルから
$ pol -tb
を実行して、テストバイアス画像が撮れたらOK
-- NG のときは、[[マウントを確認>#a9df2684]]
-- それでもだめなときは、[[CCDSoft が不調のとき>../CCDSof...
* 視野回転の設定 [#ob3850ea]
- 普通は位置角0度(North-Up)
$naytuta -sc 0
(このコマンドでAZ/EL同期モードになる)
- 撮りたい視野の関係で、位置角を0度以外にする場合。
$naytuta -sc 90
45度単位できりのよい角度でないと、Q, U の導出がややこしく...
* Focus 合わせ [#ua73041a]
- 星を導入する
- autofocus_pol コマンドを使う。 使い方は、NIC のautofoc...
Usage: $autofocus_pol exp_time band focus_start focus_en...
* 撮像 [#i6d4d34a]
- pol コマンドを使う。使い方はほとんど mint と同じ
$ pol
pol ver. 140608
[option] -e : exposure -d : dark, -b...
-t : test exposure -td : test dark -tb...
-f : flat -dns : dark, no sounds
--help : display help
ex) pol -e exptime filter [object] [cycle]
pol -t exptime filter [cycle]
pol -f exptime filter [cycle]
pol -d exptime [cycle]
pol -b [cycle]
exptime: exposure time in seconds
[object]: object name (default = noname)
[cycle]: cycle number (default = 1)
* 強/無偏光標準星 [#afaa5355]
- 理想的には、1回の取り付けrun につき、無偏光標準星2天体...
- 少なくとも、無偏光標準星1天体、強偏光標準星2天体必要。
- pol -e コマンドで1天体につき10枚以上撮る
- 観測対象天体と同じ位置角で撮る。
* フラット [#zd5dbb62]
- %%トワイライトフラットを撮る%%
- %%向ける方向%%
++ %%AZ: 日の出方向と反対の方角に向ける。月がある場合は、...
++ %%EL: 75度前後にする。%%
- ドームフラットを撮る
- 現在、フラット用ライトが故障中なので、室内照明を使う
-- エンクロージャ下段のみ照明を点ける(上段は点けない)。
- フラット板に望遠鏡を向ける
++ エンクロージャAZ=望遠鏡AZ+73.7deg
++ EL=35.7deg
- ローテータの「指令角度」(機械的な角度のこと、視野の「...
- twflat.sh スクリプトを使う方法を説明する
- ディレクトリ移動
$cd /home/nhao/takahashi/pol_script
- スクリプト編集
$vi twflat.sh
以下の変数を編集する
-- band: B or V or R or I
-- focus: 天体を撮ったフォーカス値(だいたいでよい)
-- 露出時間: 5000 - 50000 カウントになるように。明け方だ...
-- num: ひとつの角度あたりの枚数。num=5とすると 5枚x4角度...
-- go_return: はじめは1にする。 1 は、ローテータ角度が 0,...
-- 例
#!/bin/bash
band=R
focus=-2.58
exp=0.3
num=5
go_return=1 # 1:go 2:return
- go 観測
$./twflat.sh
- return 観測
スクリプトを編集して、go_return=2 としてから、
$./twflat.sh
1バンドにつき go & return (時間がなければどちらか)を1セ...
* ダーク [#vb3ac3c7]
- mint, malls と共通のdarkscript.sh が使えます
$ darkscriplt.sh pol 10
* 観測終了 [#p53ba864]
- 下記コマンドを実行
$ pol --finish
-- このコマンドは以下のことを実行する。
--- 温度制御をoffに。
--- しばらく待つ(常温に戻るように)
--- ファン停止。
--- CCDとの接続を切る(Disconnect)
--- CCDの電源を落とす
- darkscript を流して帰るときは、スクリプトの最後に、pol ...
* ログ [#d11fe8d9]
まだ手書きです。~
黄色い紙ファイルで背表紙に緑の養生テープが貼られているも...
新しいログシートもその中にあります。
終了行:
[[MINT-Top/staff/同時偏光撮像分光装置]]
&color(red){(20200118記述)このページは古い情報。現在は[...
* Ubuntu POL 使い方法 [#jfa9da52]
- 操作PC: WIZ - 160.128.0.82
- sbig-utilのソフトはCCDを操作する(使い方法:https://git...
- DATA directory: /mnt/pol/obsdata/
- mount方ほ: mountPOL
** CCDの準備 [#rcd730a4]
- start cooling:
sbig cooler on "temp"
- 例:ccdを-5度に冷却する
sbig cooler on -5
- stop cooling:
sbig cooler off
- check cooling:
sbig info cooler
output:
cooling: enabled
imaging ccd setpoint: -4.82C <-- 目標温度
imaging ccd: -5.23C <-- 温度
tracking setpoint: -4.82C
tracking ccd: -5.23C
ambient: 25.00C
heatsink: 25.00C
imaging pwr: 49% <-- stress
tracking pwr: 49%
fan: manual
fan pwr: 100% <-- 意味ない
fan speed: 1000RPM <-- 意味ない
* 装置取り付け後の作業 [#a9df2684]
- obs1 に mintpc がマウントされていることを確認。
$ ls /mnt/pol/obsdata
で日付ディレクトリが見えたらOK
- マウントされていない場合
-- /etc/fstab ファイルの中身を確認して、pol 関係の行がコ...
-- mount コマンド実行
$ sudo mount -a
を実行してみる。うまくいかない場合が多い。
-- mount コマンドがダメなら、obs1を再起動。
* 観測準備 [#l0848d4f]
- CCDの電源を入れる
-- CCDの電源ケーブルに IPpowerに接続している場合は、以下...
--- CCDの電源コードは、IP POWER という機械の No.2 口に挿...
--- obs1 から
$ipmint.sh -n
--> 電源のon/off状況を確認
$ipmint.sh --on 2
--> No.2 (つまりPOL CCD )の電源をON
電源投入してから、CCD に"Connect"する前に、5秒くらい待つ...
- obs1 から vnc で mintpc に入る
- mintpc のデスクトップで CCDSoft をクリックして、立ち上...
- デスクトップの sbigserver.bat と sbigserver_image.bat ...
--エラーが出たらタスクマネージャーでsbigserver.bat と sbi...
- CCDSoft の GUI の "Camera" メニューから"Setup..." を選...
- Camera 欄で "SBIG STL Large Format Camera" が選択され...
- 接続ができたら "Temperature" ボタンを押す。
- 出てきた窓で、"Temperature regulation" = ON ラジオボタ...
- obs1 ターミナルから
$ pol -tb
を実行して、テストバイアス画像が撮れたらOK
-- NG のときは、[[マウントを確認>#a9df2684]]
-- それでもだめなときは、[[CCDSoft が不調のとき>../CCDSof...
* 視野回転の設定 [#ob3850ea]
- 普通は位置角0度(North-Up)
$naytuta -sc 0
(このコマンドでAZ/EL同期モードになる)
- 撮りたい視野の関係で、位置角を0度以外にする場合。
$naytuta -sc 90
45度単位できりのよい角度でないと、Q, U の導出がややこしく...
* Focus 合わせ [#ua73041a]
- 星を導入する
- autofocus_pol コマンドを使う。 使い方は、NIC のautofoc...
Usage: $autofocus_pol exp_time band focus_start focus_en...
* 撮像 [#i6d4d34a]
- pol コマンドを使う。使い方はほとんど mint と同じ
$ pol
pol ver. 140608
[option] -e : exposure -d : dark, -b...
-t : test exposure -td : test dark -tb...
-f : flat -dns : dark, no sounds
--help : display help
ex) pol -e exptime filter [object] [cycle]
pol -t exptime filter [cycle]
pol -f exptime filter [cycle]
pol -d exptime [cycle]
pol -b [cycle]
exptime: exposure time in seconds
[object]: object name (default = noname)
[cycle]: cycle number (default = 1)
* 強/無偏光標準星 [#afaa5355]
- 理想的には、1回の取り付けrun につき、無偏光標準星2天体...
- 少なくとも、無偏光標準星1天体、強偏光標準星2天体必要。
- pol -e コマンドで1天体につき10枚以上撮る
- 観測対象天体と同じ位置角で撮る。
* フラット [#zd5dbb62]
- %%トワイライトフラットを撮る%%
- %%向ける方向%%
++ %%AZ: 日の出方向と反対の方角に向ける。月がある場合は、...
++ %%EL: 75度前後にする。%%
- ドームフラットを撮る
- 現在、フラット用ライトが故障中なので、室内照明を使う
-- エンクロージャ下段のみ照明を点ける(上段は点けない)。
- フラット板に望遠鏡を向ける
++ エンクロージャAZ=望遠鏡AZ+73.7deg
++ EL=35.7deg
- ローテータの「指令角度」(機械的な角度のこと、視野の「...
- twflat.sh スクリプトを使う方法を説明する
- ディレクトリ移動
$cd /home/nhao/takahashi/pol_script
- スクリプト編集
$vi twflat.sh
以下の変数を編集する
-- band: B or V or R or I
-- focus: 天体を撮ったフォーカス値(だいたいでよい)
-- 露出時間: 5000 - 50000 カウントになるように。明け方だ...
-- num: ひとつの角度あたりの枚数。num=5とすると 5枚x4角度...
-- go_return: はじめは1にする。 1 は、ローテータ角度が 0,...
-- 例
#!/bin/bash
band=R
focus=-2.58
exp=0.3
num=5
go_return=1 # 1:go 2:return
- go 観測
$./twflat.sh
- return 観測
スクリプトを編集して、go_return=2 としてから、
$./twflat.sh
1バンドにつき go & return (時間がなければどちらか)を1セ...
* ダーク [#vb3ac3c7]
- mint, malls と共通のdarkscript.sh が使えます
$ darkscriplt.sh pol 10
* 観測終了 [#p53ba864]
- 下記コマンドを実行
$ pol --finish
-- このコマンドは以下のことを実行する。
--- 温度制御をoffに。
--- しばらく待つ(常温に戻るように)
--- ファン停止。
--- CCDとの接続を切る(Disconnect)
--- CCDの電源を落とす
- darkscript を流して帰るときは、スクリプトの最後に、pol ...
* ログ [#d11fe8d9]
まだ手書きです。~
黄色い紙ファイルで背表紙に緑の養生テープが貼られているも...
新しいログシートもその中にあります。
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