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偏光観測マニュアル
をテンプレートにして作成
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#contents
* 偏光観測マニュアル [#lbebc699]
** ふつうの撮像ができる状態にする [#x44c32db]
[[基本マニュアル]]参照
** 半波長板を挿入する [#q190a45b]
pol in
ちなみに、退避させるときは
pol out
** 半波長板 回転角度の初期化 [#d456108a]
pol -init_rot
**テスト撮像 [#b309d205]
シャッターは open の状態で (そうでなかったら、$darkshutte...
)、例えば、
TL 3 10
**天体位置を微調整する。 [#p1da4c5f]
- J, H, Kどのバンドで調整するか決めて(最もきれいに写って...
- ds9 に偏光窓の結像位置を表示する。
$ PolReg.sh
///-ds9 で上のメニューバー[Region]=>[Load Regions]で、/ho...
緑の四角2つと赤い四角が表示される。緑の四角は2つの偏光窓...
赤い四角内に星を入れればよい。
- 目標天体を偏光窓(左側、上記で赤く表示されている方)の...
$ xyoffset2 -p
を実行し、ds9 上で「移動前の位置」をクリックした後、「移...
/// -UCC「赤外線観測モード」画面の「オフセット」に数値を...
/// -- [[基本マニュアル>基本マニュアル#m0d8bad7]]参照。
** 偏光素子(ビーム変位プリズム)を光路に挿入する [#p9c2b...
/// $shutter pol
$darkshutter.py -p
** テスト撮像(TL)して、星が偏光窓に入っていることを確認 [...
** フォーカスを調整する [#zb220c67]
偏光素子を入れるとフォーカスがずれる(おおよそ +0.2)。ま...
///shutter=openでfocus=-5.50 のとき、shutter=polにするとf...
$focus -5.20
さらに、autofocus コマンドで、詳細に焦点合わせをする。
$autofocus exp_time(秒) band(j/h/k) focus_start focus_...
** 本番観測をする [#zfaa9efd]
偏光観測コマンドPLoを使う。
$ PLo モード 露出時間(秒)[オブジェクト名[繰り返し回数]]
(例) PLo 3 120 HD114710 2
自動で半波長板を4回回転させて、1セットの画像を撮ってくれ...
モードの定義はLo, DL と同じ ([[基本マニュアル>基本マニュ...
** セルフガイド観測をするとき [#s31ad570]
セルフガイド(天体の結像位置をなるべく固定するため、毎回...
- まずはxyoffset2, xyoffset3 などを使って、星像を固定する...
$ TL 3 2 (テスト撮像)
$ xyoffset3 640 580 (-->ds9上で星像をクリック。星像がX...
$ TL 3 2 (テスト撮像して確認)
- gPLo コマンドを使って、偏光観測。
$ gPLo モード 露出時間(秒)オブジェクト名 繰り返し回数...
例えば、Hバンド画像のX=640pix Y=580pixに星像を固定したい...
$ gPLo 43 20 Cyg_OB2_6 4 h 640 580
とする。
* PLo, PTL について [#e8d9376b]
PTLはテスト撮像用で、たぶんそんなに使うことはないだろう。
PLoは実際にデータ画像を取得する。&br
これら偏光観測用のコマンドでは、半波長板を0度、45度、22.5...
67.5度の4つの位置に回してそれぞれ画像を取る。
したがって例えば
PLo 3 10 (mode 3 で 10秒露出)
とすると、
/data/120504/rawdata/j120504_0001.fits 0度
/data/120504/rawdata/h120504_0001.fits
/data/120504/rawdata/k120504_0001.fits
/data/120504/rawdata/j120504_0002.fits 45度
/data/120504/rawdata/h120504_0002.fits
/data/120504/rawdata/k120504_0002.fits
/data/120504/rawdata/j120504_0003.fits 22.5度
/data/120504/rawdata/h120504_0003.fits
/data/120504/rawdata/k120504_0003.fits
/data/120504/rawdata/j120504_0004.fits 67.5度
/data/120504/rawdata/h120504_0004.fits
/data/120504/rawdata/k120504_0004.fits
と12枚の画像データが取得される。
* 変更履歴 [#maa96faf]
- 20120505 高橋: 新規作成
- 20120516 高橋: wiki化、禅野さんnic_observe.1205を一部引...
終了行:
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#contents
* 偏光観測マニュアル [#lbebc699]
** ふつうの撮像ができる状態にする [#x44c32db]
[[基本マニュアル]]参照
** 半波長板を挿入する [#q190a45b]
pol in
ちなみに、退避させるときは
pol out
** 半波長板 回転角度の初期化 [#d456108a]
pol -init_rot
**テスト撮像 [#b309d205]
シャッターは open の状態で (そうでなかったら、$darkshutte...
)、例えば、
TL 3 10
**天体位置を微調整する。 [#p1da4c5f]
- J, H, Kどのバンドで調整するか決めて(最もきれいに写って...
- ds9 に偏光窓の結像位置を表示する。
$ PolReg.sh
///-ds9 で上のメニューバー[Region]=>[Load Regions]で、/ho...
緑の四角2つと赤い四角が表示される。緑の四角は2つの偏光窓...
赤い四角内に星を入れればよい。
- 目標天体を偏光窓(左側、上記で赤く表示されている方)の...
$ xyoffset2 -p
を実行し、ds9 上で「移動前の位置」をクリックした後、「移...
/// -UCC「赤外線観測モード」画面の「オフセット」に数値を...
/// -- [[基本マニュアル>基本マニュアル#m0d8bad7]]参照。
** 偏光素子(ビーム変位プリズム)を光路に挿入する [#p9c2b...
/// $shutter pol
$darkshutter.py -p
** テスト撮像(TL)して、星が偏光窓に入っていることを確認 [...
** フォーカスを調整する [#zb220c67]
偏光素子を入れるとフォーカスがずれる(おおよそ +0.2)。ま...
///shutter=openでfocus=-5.50 のとき、shutter=polにするとf...
$focus -5.20
さらに、autofocus コマンドで、詳細に焦点合わせをする。
$autofocus exp_time(秒) band(j/h/k) focus_start focus_...
** 本番観測をする [#zfaa9efd]
偏光観測コマンドPLoを使う。
$ PLo モード 露出時間(秒)[オブジェクト名[繰り返し回数]]
(例) PLo 3 120 HD114710 2
自動で半波長板を4回回転させて、1セットの画像を撮ってくれ...
モードの定義はLo, DL と同じ ([[基本マニュアル>基本マニュ...
** セルフガイド観測をするとき [#s31ad570]
セルフガイド(天体の結像位置をなるべく固定するため、毎回...
- まずはxyoffset2, xyoffset3 などを使って、星像を固定する...
$ TL 3 2 (テスト撮像)
$ xyoffset3 640 580 (-->ds9上で星像をクリック。星像がX...
$ TL 3 2 (テスト撮像して確認)
- gPLo コマンドを使って、偏光観測。
$ gPLo モード 露出時間(秒)オブジェクト名 繰り返し回数...
例えば、Hバンド画像のX=640pix Y=580pixに星像を固定したい...
$ gPLo 43 20 Cyg_OB2_6 4 h 640 580
とする。
* PLo, PTL について [#e8d9376b]
PTLはテスト撮像用で、たぶんそんなに使うことはないだろう。
PLoは実際にデータ画像を取得する。&br
これら偏光観測用のコマンドでは、半波長板を0度、45度、22.5...
67.5度の4つの位置に回してそれぞれ画像を取る。
したがって例えば
PLo 3 10 (mode 3 で 10秒露出)
とすると、
/data/120504/rawdata/j120504_0001.fits 0度
/data/120504/rawdata/h120504_0001.fits
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/data/120504/rawdata/k120504_0004.fits
と12枚の画像データが取得される。
* 変更履歴 [#maa96faf]
- 20120505 高橋: 新規作成
- 20120516 高橋: wiki化、禅野さんnic_observe.1205を一部引...
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