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偏光観測マニュアル のバックアップ(No.1)


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ふつうの撮像ができる状態にする (Basic Manual参照)。

半波長板を挿入する

 $pol in

(退避させるときは $pol out。2012年5月現在、どうも退避しきれていないようだ)

シャッターは open の状態で (そうでなかったら、$shutter open)、

 テスト撮像。例えば、TL 3 10 

天体位置を微調整する。

 * J, H, Kどのバンドで調整するか決めて、ds9でそのバンドのフレームを表示する。
   最もきれいに写っているもので。
 * ds9 で上のメニューバー[Region]=>[Load Regions]で、
   /home/nicop/ds9reg/jpol.reg (hpol.reg, kpol.reg) を読み込む。
   緑の四角2つと赤い四角が表示される。緑の四角は2つの偏光窓の結像位置。
   赤い四角内に星を入れればよい。
 * UCC「赤外線観測モード」画面の「オフセット」に数値を入力するか、ハンドセットを
   使って、天体の位置を調整する。
   (視野回転を同期していれば)画面上が北、左が東。
   星を右に動かしたければ、alphaをプラス(東)方向に、
   上に動かしたければ、delta をマイナス(南)方向に。
   視野は2.7分角、1pixは0.16秒角。

シャッターを偏光シフタ位置に移動する

  $shutter pol

テスト撮像(TL)して、星が偏光窓に入っていることを確認。

偏光シフタを入れるとフォーカスがずれる。focus コマンドで調整する。

  $focus -5.20
 shutter=openでfocus=-5.50 のとき、shutter=polにすると
 focus=-5.30くらいだった。+0.2すればよい?

本番観測をする

 $ PLo モード 露出時間(秒)[オブジェクト名[繰り返し回数]]
 (例) PLo 3 120 HD114710 2
 自動で半波長板を4回回転させて、1セットの画像を撮ってくれる。
 モードの定義はLo, DL と同じ (Basic Manual参照)。