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G300グリズムとMalls 150l/mm グレーティングのThrouputの比較 のバックアップ(No.1)


WFGS2-Top

WFGS2搭載のG300グリズムとMalls搭載の150l/mmグレーティングの性能を比較する ために、検出器のスリット幅と露出時間を揃えて、同一の天体をほぼ同時刻に観測した。

使用データ

  • 観測日時: JST 2023年6月18日 22:00-24:00頃
  • 観測天体: 108 Virginis (HR5501)
    • スペクトルタイプ = B9.5V
    • Vmag = 5.68, B-V = -0.02
  • 観測条件
  • WFGS2
    • 露出時間:60秒
    • グリズム: g300
    • スリット: 幅1.6”部分に導入
    • フィルター: LWP (オーダーカット)
  • Malls
    • 露出時間:60秒
    • グリズム: 150 (l/mm)
    • スリット 29.80 秒角
    • スリット幅: 1.6”
    • グレーティング角度: 29.80 度
    • フィルター: WG320 (オーダーカット)
  • フラット: 天体と同じ分光モードでドームフラットを取得

flux導出

  • 標準星のフラックス・データは ESOによりまとめられ ている ”Optical and UV Spectrophotometric Standard Stars”のwebページから取得。
  • 標準星からの光子数の算出については、arai et al.参照
  • gainをwfgs2 G300 ->2.28 e/ADU、、Malls 150l/mmグリズム->2.32e/ADUとした。
  • 1pixあたりの波長を、wfgs2 G300->2.37 pix/A ̊、Malls 150l/mmグリズム->2.89 pix/A ̊とした。

wfgs2 G300とMalls 150l/mmのThroughputは以下の通り

#ref(): File not found: "Throughput.png.png" at page "G300グリズムとMalls 150l/mm グレーティングのThrouputの比較"