G300グリズムとMalls 150l/mm グレーティングのThrouputの比較 のバックアップ(No.2)
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- 1 (2024-04-20 (土) 18:40:20)
- 2 (2024-04-20 (土) 18:42:13)
- 3 (2024-04-21 (日) 11:02:55)
WFGS2搭載のG300グリズムとMalls搭載の150l/mmグレーティングの性能を比較する ために、検出器のスリット幅と露出時間を揃えて、同一の天体をほぼ同時刻に観測した。
使用データ †
- 観測日時: JST 2023年6月18日 22:00-24:00頃
- 観測天体: 108 Virginis (HR5501)
- スペクトルタイプ = B9.5V
- Vmag = 5.68, B-V = -0.02
- 観測条件
- WFGS2
- 露出時間:60秒
- グリズム: g300
- スリット: 幅1.6”部分に導入
- フィルター: LWP (オーダーカット)
- Malls
- 露出時間:60秒
- グリズム: 150 (l/mm)
- スリット 29.80 秒角
- スリット幅: 1.6”
- グレーティング角度: 29.80 度
- フィルター: WG320 (オーダーカット)
- フラット: 天体と同じ分光モードでドームフラットを取得
flux導出 †
- 標準星のフラックス・データは ESOによりまとめられ ている ”Optical and UV Spectrophotometric Standard Stars”のwebページから取得。
- 標準星からの光子数の算出については、arai et al.参照
- gainをwfgs2 G300 ->2.28 e/ADU、、Malls 150l/mmグリズム->2.32e/ADUとした。
- 1pixあたりの波長を、wfgs2 G300->2.37 pix/A ̊、Malls 150l/mmグリズム->2.89 pix/A ̊とした。
wfgs2 G300とMalls 150l/mmのThroughputは以下の通り