トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS

SN比と(等級、露出時間)との関係 -分光- のバックアップ(No.2)


WFGS2-Top

使用データ

  • 観測日時: JST 2023年6月17日 22:00-24:00頃、および2023年6月17日 22:00-24:00頃
  • 観測天体: 108 Virginis (HR5501)
    • スペクトルタイプ = B9.5V
    • Vmag = 5.68, B-V = -0.02
  • 観測条件
    • グリズム: g300, VPH, VPH(new)
    • スリット: slit-mrr (幅1.6''部に導入)
    • フィルター: LWP (オーダーカット)
    • 露出時間
      G3001、5、10、30、60秒
      VPH1、30、60、120、180、300秒
      VPH(new)1、10、30、60、120、180、300秒
  • フラット: 天体と同じ分光モードでドームフラットを取得

SN比導出

  • 1次元化したスペクトルについて、各波長でのカウント平均値S (signal)を元にS/N=√S とした。

SN比と(等級、露出時間)の関係

  X = 10^(-mag/2.5) * exp   (mag: Vバンド等級、exp: 露出時間[秒])

としたとき、XとS/Nの関係を以下の関係式で近似した。

  S/N = a * x ** b

各フィルターでの観測結果と近似式、定数a、bの値は以下の通り。

spec_snr2erg.png
(A)ab
G3004200298,310.4318
45001759.10.495
50001829.10.4926
55001562.50.4887
60001177.90.4846
6500920.80.4837
7000737.20.4834
7500630.80.484
8000506.80.4804
8500560.60.4838
9000577.50.4863
VPH6204252.00.5041
6500337.40.4843
7000458.10.5083
VPH(New)6575513.60.5168
7000482.90.5203
7500405.10.5199
7700378.00.527