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SN比と(等級、露出時間)との関係 -分光-

Last-modified: 2024-04-30 (火) 18:04:01 (195d)
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WFGS2-Top

使用データ

  • 観測日時: JST 2023年6月17日 22:00-24:00頃、および2023年6月17日 22:00-24:00頃
  • 観測天体: 108 Virginis (HR5501)
    • スペクトルタイプ = B9.5V
    • Vmag = 5.68, B-V = -0.02
  • 観測条件
    • グリズム: g300, VPH, VPH(new)
    • スリット: slit-mrr (幅1.6''部に導入)
    • フィルター: LWP (オーダーカット)
    • 露出時間
      G3001、5、10、30、60秒
      VPH1、30、60、120、180、300秒
      VPH(new)1、10、30、60、120、180、300秒
  • フラット: 天体と同じ分光モードでドームフラットを取得

SN比導出

  • 1次元化したスペクトルについて、各波長でのカウント平均値S (signal)を元にS/N=√S とした。

SN比と(等級、露出時間)の関係

  X = 10^(-mag/2.5) * exp   (mag: 等級、exp: 露出時間[秒])

としたとき、XとS/Nの関係を以下の関係式で近似した。

  S/N = a * x ** b

各フィルターでの観測結果と近似式、定数a、bの値は以下の通り。

spec_snr2erg.png
(A)ab
G3004200298.30.43
45001759.10.50
50001829.10.49
55001562.50.49
60001177.90.48
6500920.80.48
7000737.20.48
7500630.80.48
8000506.80.48
8500560.60.48
9000577.50.49
VPH6204252.00.5
6500337.40.48
7000458.10.51
VPH(New)6575513.60.52
7000482.90.52
7500405.10.52
7700378.00.53

添付ファイル: filespec_snr2erg.png 87件 [詳細]