
◎電波望遠鏡
夜空の星やさまざまな天体は、人間の目に見える光だけでなく、赤外線や紫外線、X線そして電波といったさまざまな電磁波を放っています。そのうち、西はりま天文台には、電波で天体の様子を観測する電波望遠鏡が設置されています。
これらの電波望遠鏡では、地球の周囲にある電離層(上空300kmほどにある薄い大気)の影響を受けるため、天体からの電波だけでなく、地球の様子も知ることができます。
![]() 12GHz太陽電波望遠鏡(BSアンテナ) |
![]() 38MHzリオメーター |
![]() 22MHzリオメーター |
12GHz太陽電波バーストモニター望遠鏡:太陽電波バーストをモニターしています。
38MHzリオメーター:太陽電波バーストや天の川からの電波を観測しています。
22MHzリオメーター:太陽電波バーストと天の川のほか、木星電波バーストの観測をしています。
<用語解説>
電波バースト:電波が急激に強くなる現象です。