研究室の一日

hoshimaru-kun

天文台って毎晩観測してるの? 昼間はなにしてるの?? ごはんは? 通学は??という風に、天文台での生活というものは想像し難いと思うまる。

そこで、西はりま天文台の学生の、平均的な1日を少しだけ紹介するまる!!


10:00 先生到着 伊藤先生到着。学生はまだ来ていません!
研究員の姿もほぼありませんね。
10:30 学生到着 学生が一人到着したようです。英語の論文を読み始めました。
12:00 午前中は理学部キャンパスで授業を受けていた学生も、そうでない学生も、ぞろぞろとそろい始めました。
研究室がある南館の周りは、もう車でいっぱいです。
13:00 みなさんパソコンに向かって観測結果を解析しています。
天文台にいるほとんどの時間は、このようにデスクワークを行っています。星を研究する学生は、天体画像の処理ソフトIRAFなどを用いて解析します。IRAFってなぁに?
14:00 井出ハウス 装置開発の学生の様子も見てみましょう。ここは30 cm望遠鏡を置いたサテライトドームです。
分光光度計の改良 実際に手を動かして装置の改良の計画を練ったり、、、パソコンを用いてシミュレーションや設計を行うこともあります。
装置の実験 改良した装置を用いた「実験」を行うこともあります!
15:00 先生との面談の様子。
学生は全員、週に1回、先生と30分ほど、研究の報告や議論を行います。
15:30 学生ゼミの様子です。英語輪講やプログラミングゼミなどをそれぞれ週一回程度 行っています。
英語輪講では、英語で書かれた天文学の教科書を伊藤先生と学生数人で読み合わせをします。
プログラミングゼミではPython(パイソン)を用いた計算・解析方法を教わります。
16:00 お散歩中 散歩中の学生「わぁ、桃のお花きれい♪♪」
17:00 毎週水曜日は研究室ゼミがあります。
先生や研究員による専門的なお話を聞いたり、学生が研究の進み具合を発表する場でもあります。
自分たちの研究の質を上げるために、一生懸命 議論します。
21:00 ここは2 mなゆた望遠鏡の制御室。いよいよ観測です!
朝まで観測する日もあります。
22:00 いつか来る発表に向けて頑張る学生。
研究室にはまだ人が残っています。

修論書けた!

そのほか、

・学生でも、2mなゆた望遠鏡を用いて観測できます。観測するのは、年に数日〜十数日程度です。数日間観測し続ける、「モニター観測」も可能です。

・コアタイムはありません。学部生は週40時間、修士課程の学生は週50時間、博士課程の学生は週60時間 研究室に滞在するという目標があります。

・大学院生は日本天文学会の年会(毎年3月、9月開催)で発表します。


学会で発表!

たまには理学部キャンパスでテニス!!

園内の近くをお散歩♪

キャットウォーク
(なゆた望遠鏡のドームの周りにある、ベランダのような場所)

佐用名物☆ホルモン焼きうどん

お魚パーティー

休園日は掃除などをお手伝いすることも、、


また、大学院生は海外で観測することもあります。これまで行ったことがあるのは、ハワイ、インド、ベトナムです。

インド

インド

インド

ハワイのすばる望遠鏡

ハワイのすばる望遠鏡

すばる望遠鏡での観測風景

ベトナム, ニャチャン天文台

データ解析の様子

ベトナムの50 cm望遠鏡