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兵庫県立大学西はりま天文台

− NISHI HARIMA ASTRONOMICAL OBSERVATORY −

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2023.09.08
10月8日 天文講演会「宇宙人の住む惑星の空を研究する!? -可視光・近赤外線で探る太陽系外惑星の天気-」

10月8日(日)に天文講演会を開催いたします。
天文講演会は、兵庫県立大学西はりま天文台の内外の天文学者に最新の天文学研究を一般向けにお話いただく場です、今回は、兵庫県立大学理学研究科の平野 佑弥氏に「宇宙人の住む惑星の空を研究する!? -可視光・近赤外線で探る太陽系外惑星の天気-」のタイトルで お話しいただきます。講演会後は、予約不要で 19時30分からのなゆた望遠鏡の観望会に日帰り参加できます。

・日時: 2023年10月8日(日) 16:30~18:00
・場所: 西はりま天文台 南館1階スタディルーム
・申込: 不要
・費用: 無料
・定員: なし(座席数は約100席)

タイトル:宇宙人の住む惑星の空を研究する!? -可視光・近赤外線で探る太陽系外惑星の天気-
概要:最初の太陽系外惑星が発見されてからおよそ30年、現在までに5500個以上発見されています。惑星は自ら光を発していないため、”直接”観測することは非常に難しいです。私の研究では惑星を”間接的”に観測するトランジット法を用いています。トランジット法とは惑星が主星の前を横切る時にどれだけ主星が暗くなるかを観測し惑星を検出する方法です。青色や赤色、近赤外線などの光をトランジット法で観測することで、光ごとの惑星半径の違いから惑星の空気がなにでできているか調べることもできます。うまく観測ができれば惑星が晴れているか曇っているか見分けることもできるかもしれません。そこで「いろんな色で・1年間ずっと・たくさん」観測を行うことで惑星半径の変動を捉え、惑星の天気の変化を明らかにしたいと考え研究を行っています。もしかしたら宇宙人の住んでいる星の気象予報士になれるかもしれませんね!今回は太陽系外惑星の話だけでなく、大学院生の研究室生活の話、ベトナムとの共同研究の話なども紹介します。

2023-09-08 15:40| Categories:イベント

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