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兵庫県立大学西はりま天文台

− NISHI HARIMA ASTRONOMICAL OBSERVATORY −

EVENT

すでに終了したイベント(2014年度)

3月25日(火)〜4月7日(月)
昼間の星と太陽の観察会、天文工作教室
4月19日(土)
友の会観測デー
5月3日(土)〜5月6日(火)
5月4日(日)
アクアナイト2014

 アクアナイト2014では、世界最大の公開望遠鏡「なゆた」で地球に接近した火星が観察できます。
若葉が萌える大型連休、家族そろって星空観察にお出かけ下さい。

16:00〜17:30 天文講演会 「ヒッグス粒子から宇宙へ」

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講師:山崎 祐司 氏 神戸大学大学院理学研究科 准教授


   ★お話の概要:
   2012年7月に「ヒッグス粒子発見か」というニュースが世界をかけめぐり,
   その後,2013年のノーベル物理学賞はこの粒子の存在を予言したアングレール博士と
   ヒッグス博士が受賞しました。

   『万物に質量を与える』といわれるヒッグス粒子。
   でも,ヒッグス粒子は一体どうやって質量を作りだしたのでしょうか?
   また,どんな実験で見つけたのでしょうか。

   こんな設問に答えながら,ヒッグス粒子と宇宙とのかかわりも含め,
   できるだけやさしく解説します。


19:30〜 大観望会 申し込み:不要、参加費:不要

5月10日(土)
友の会例会
5月25日(日)
なゆたで水星を見よう!

太陽に最も近いために、日没後すぐに沈んでしまい、
水星は意外に望遠鏡で見ることがむずかしい天体です。
5月25日の東方最大離角は、夕方に水星を見るチャンスです。
これに合わせて、この日の一般観望会でなゆた望遠鏡で水星をご覧頂きます。
一般観望会への参加はこちらをご覧ください。
5月25日19時30分の水星の位置(ステラリウムで作成)

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なゆたがとらえた水星

6月14日(土)
友の会観測デー
7月8日(火)~14日(月)
施設休園
7月19日(土)
友の会例会
8月2日(土)
望遠鏡にチャレンジ
購入した望遠鏡の使い方が分からない、
購入するに当たってどのような製品を選んだらよいのか分からない、
そんなお悩み解決講習会です。
16:00~21:00(なゆた望遠鏡での観望はありません)
申し込み:必要(定員20名)参加費:無料
スターダスト2014 ― ペルセウス座流星群を見よう ―
宇宙・星空について最前線の話題を紹介する講演会と、天文学の研究を体験できるオープンカレッジを開催。そして夜は国内最大の「なゆた望遠鏡」で天体観望会をお楽しみいただけます(悪天候時は解説)。
またペルセウス座流星群極大日に合わせて翌朝まで開園いたします(観望会終了後、天文台は閉館します)。

★13:30〜 天文学をやさしく紹介「オープンカレッジ」

    天文台での研究にかかわる実演や工作など。研究現場をお楽しみください。
  • 望遠鏡を比べてみよう (場所 南館2階中空ピロティ)
  • ながれ星とほうき星 (場所 南館1階ロビー)
  • 偏光で探る宇宙 (場所 南館1階ロビー)
  • 天体画像をさわってみよう【学生企画】 (場所 北館1階 リファレンスルーム)
  • 天文台マニアックツアー (南館1階 カウンター集合 約30分ごとに出発)
     普段は見ることのできない天文台の裏側をご紹介!

★16:30〜18:00 天文講演会 「隕石と小惑星とはやぶさ2」

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講師:飯山青海氏 大阪市立科学館

講演の内容

 隕石は、小惑星の破片が地球に落下したものである。小惑星と呼ばれる天体が太陽系には大量にあり、太陽系ができた頃、地球をはじめとした惑星が形成された頃のことを研究するための大きな手がかりとなっている。2014年、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げが予定されている。「はやぶさ2」の目指す小惑星のサイエンスと、隕石の研究の繋がりをお話しします。

★19:30〜 大観望会 申し込み:不要、参加費:無料


*15:30より、なゆた望遠鏡による観望会の整理券を配布します。
観望会は、整理券番号順に案内します。
7月19日(土)~8月31日(日)
9月7日(日)
名月観望会
9月8日の中秋の名月を控え、月にまつわるお話と観望会をおこないます。
19:30~21:00
 申し込み:不要、参加費:無料
9月13日(土)
友の会例会
9月14日(日)
天文講演会 「お気楽 天体写真スタート講座」

講師:圓谷文明(西はりま天文台/兵庫県立大学 講師)

講演の内容

 西はりま天文台や星のキレイな宿泊地を訪れて、「この星を写真にして持って帰りたい」と考えたことはありませんか。でも天体写真って普通じゃ写りません。カメラを空に向けてパチリとはいかないものです。だからと言って特別な撮影用機材を一式揃えないと始められないというものでもありません。 高度なテクニックを持つアマチュアや天体写真家のようなものは無理でも、記念や記録として気楽に天体写真を撮ってみませんか。この講演ではスマートフォンやコンパクトデジカメで気楽に始められる天体写真や、そこからちょっとだけ良い機材を購入してできるステップアップのことまで、私の経験に沿ってご紹介いたします。

16:00~17:30 天文講演会
19:30~21:00 天体観望会(一般観望会)
10月8日(水)
皆既月食特別観望会
通常の宿泊者向け観望会とは別に、日帰りの方も参加できる月食の観望会を芝生広場にて行います。
注)日帰りの方はなゆた望遠鏡の観望会には参加できません。
18:00~21:00
申し込み:不要、参加費:無料


 2011年12月の月食(クリックで拡大)

10月11日(土)
友の会観測デー
11月1日(土)
望遠鏡にチャレンジ
購入した望遠鏡の使い方が分からない、
購入するに当たってどのような製品を選んだらよいのか分からない、
そんなお悩み解決講習会です。
16:00~21:00(なゆた望遠鏡での観望はありません)
申し込み:必要(定員20名)参加費:無料
11月8日(土)
友の会例会
11月9日(日)
兵庫県立大学創立10周年・なゆた望遠鏡開設10周年記念イベント
記念講演会「なゆた望遠鏡 今まで10年の活躍とこれからの展望」
講師:伊藤洋一(兵庫県立大学 天文科学センター センター長)
講師:石田俊人(兵庫県立大学 天文科学センター 副センター長)

講演の内容

なゆた望遠鏡は2004年11月に完成しました。これは皆さんをはじめとする兵庫県民、日本国民の科学に対する理解のたまものと言えましょう。なゆた望遠鏡は主鏡の直径が2mあり、公開望遠鏡とし>ては世界最大の望遠鏡です。西はりま天文台では午後7時半から9時まで、なゆた望遠鏡を使った観望会を毎晩行っています。今までになゆた望遠鏡を使った観望会に参加した人は、のべで10万人にも上ります。西はりま天文台では「なゆた望遠鏡」の観望会を中心として様々な生涯学習事業を展開してきました。観望会には小さな子供さんからご年配の方まで参加されますし、参加者層を絞った事業としては例えば小学生を対象とした「自然学校」、中学生を対象とした「トライやるウィーク」などがあります。一方で、なゆた望遠鏡は国内最大の光学赤外線望遠鏡でもあります。その集光力を生かし、多くの教育、多くの教育研究活動も展開してきました。例えばプレオネの二重円盤、地球接近小惑星の近赤外線観測などの研究成果は、なゆた望遠鏡の特性を生かした研究といえましょう。また、高習なども数多く受け入れ、教育活動も積極的に行っています。このように、なゆた望遠鏡は様々な方面で活躍をしてきました。これからも皆様の期待に応えられるように、私たちは生涯学習事業と教育研究活動をさらに発展させなければなりません。科学コミュニケーションの実践の場として「なゆた望遠鏡」を更に活用する方法はあるのでしょうか。大学生や大学院生の教育・研究に「なゆた望遠鏡」はどのように生かせるのでしょうか。一流の研究成果を出すためには何を改善すればよいのでしょうか。講演では、なゆた望遠鏡の将来像を示し、皆さんから忌憚のない御意見を賜りたいと思います。

17:00~18:00 記念天文講演会
19:30~21:00 天体観望会(一般観望会)
講演会、観望会ともに参加費、人数制限はありません。
予約も不要です。
また10月から3月までは、地元保育園児・幼稚園児が描いてくれる天文台やなゆた望遠鏡の絵を南館1Fのロビーに掲示する予定ですので、こちらもご覧ください。
11月23日(日)
天文講演会 「地球照の観測と第二の地球探し~偏光編~」

講師:高橋 隼(西はりま天文台 天文科学研究員)

講演の内容

月の影の部分は、地球の光に照らされて淡く光っています。この「地球照」を観測することで、「もうひとつの地球」を探す手がかりが得られます。私が行っている地球照の偏光観測について紹介したいと思います。

16:30~18:00 天文講演会
19:30~21:00 天体観望会(一般観望会)


 地球照(クリックで拡大)

12月3日(水)
インターネットライブ中継 「はやぶさ2打ち上げ」

内容

はやぶさ2打ち上げ時刻:13時22分(予定)
インターネットの動画サイトで中継される打ち上げの様子を大型モニターで放送します。
放送は第1部(12:25〜13:40)と第2部(14:55〜15:25)があります。
第1部:はやぶさ2紹介、打ち上げ実況 など
第2部:H-IIAロケットからの「はやぶさ2」分離
申込不要・無料
予告なく延期、中止する場合があります。

場所:時間
南館1階スタディルーム: 12:25~13:40、14:55~15:25
12月13日(土)
友の会観測デー
12月23日(火・祝)
星の都のキャンドルナイト2014
img7406.jpg 毎年12月23日に行われる恒例のイベントです。天文台周囲に灯されたキャンドルや、なゆた望遠鏡での天体観望を楽しみ、ゆったりとすごしていただくスローライフイベントです。
今年は天文講演会と、中国の伝統的な弦楽器「ニ胡」によるミニコンサートの2つのイベントをあわせて開催いたします。

16:00~19:30 受付 南館1階

16:30~18:00 天文講演会 「太陽活動と地球環境」 講師:柴田 一成(京都大学教授)

17:30~19:30 キャンドルタイム

18:00~ 「ニ胡 ミニコンサート」 奏者:中西 桐子

19:30~21:00 なゆた望遠鏡での天体観望会(一般観望会)


天文講演会「太陽活動と地球環境」講師 柴田 一成(京都大学教授)
shibata.jpg                         〜講演の内容〜
太陽活動と地球環境の関係について解説する。最近の自然災害は太陽活動と
関係しているかどうか?温暖化するのか?逆に氷河期はくるのか?巨大フレ
ア(特にスーパーフレア)が起きたら地球環境や文明社会はどうなるのか?

                        〜略歴〜
生年月日 昭和29年12月24日 大阪府箕面市生
昭和48年3月 大阪府立豊中高校卒業
昭和52年3月 京都大学理学部卒業
昭和56年3月 京都大学大学院理学研究科博士後期課程宇宙物理学専攻 中退
昭和56年4月 愛知教育大学教育学部・助手
昭和61年2月 同 助教授
(昭和62年8月1日-昭和63年8月31日 テキサス大学核融合研究所・客員研究員)
平成3年10月1日 国立天文台太陽物理学研究系・助教授
(平成6年4月 ~平成11年3月31日 東京大学大学院理学系研究科・助教授(併任))
平成11年4月 京都大学大学院理学研究科・附属天文台・教授
平成16年4月  同 附属天文台長(併任、現在に至る)
平成21年4月~平成23年3月 京都大学宇宙総合学研究ユニット・ユニット長(併任)
平成23年4月~ 同 副ユニット長(併任、現在に至る)

学位 昭和58年7月 京都大学理学博士(論文博士)

受賞
平成13年度 日本天文学会 林忠四郎賞 「宇宙ジェット・フレアにおける基礎的電磁流体機構の解明」
平成21年度 文部科学省 科学技術政策研究所 「ナイスステップな研究者」に選ばれる。受賞理由は「宇宙天気予報の基礎研究としての太陽活動現象の究明に貢献」
平成22年度 講談社科学出版賞 (「太陽の科学」(NHK出版)に対して)
平成25年度 文部科学大臣表彰科学技術賞:理解増進部門 「大学天文台での宇宙体感イベントによる最先端科学の普及啓発」


「ニ胡 ミニコンサート」奏者 桐子(KiRiKo)プロフィール
kiriko.jpg 6歳より二胡を学び始め、12歳より演奏活動を始める。
これまでに賈鵬芳、周耀錕、馬向華の各氏に師事。
2011年より1年間、2011年度中国政府(全額)奨学金留学生として北京の中央音楽学院に留学。
第2回中国音楽国際コンクール特等賞受賞、2009年 第1回香港国際中国楽器コンクール二胡海外部門金賞受賞等、これまでに数々のコンクールにて優秀な成績をおさめる。
2008年胡錦濤前国家主席が臨席した「日中青少年友好交流年 開幕式」にて演奏。
近年では二胡の新たな可能性を探るべく、ジャンルにとらわれない演奏活動を展開。ニコニコ動画の「演奏してみた」に載せた動画は5日間で10万再生を突破し、カテゴリ総合ランキング第1位を獲得。中国の動画サイトbilibiliに載せた動画は3日で30万再生と突破する。
2014年11月、2ndアルバム「NiKOHOLiC」をリリース。
現在、早稲田大学教育学部在学中。
Official Website:http://kiriniko.com
Twitter:@Ki_Ri_Ks2
12月28日(日)~1月3日(土)
施設休園
2月8日(日)
天文講演会 「太陽系外惑星の"いろは"」

講師:加藤 則行(西はりま天文台 天文科学専門員)

講演の内容

太陽以外の恒星を公転する惑星 "太陽系外惑星" は、1950年代から探されてきたが、1995年まで1個も見つかりませんでした。しかし、その後わずか20年のうちに、その発見数は2000個に迫ります。本講演では、太陽系外惑星の探し方から、今なお新発見が続く太陽系外惑星の世界を解説します。

16:30~18:00 天文講演会
19:30~21:00 天体観望会(一般観望会)

太陽系外惑星の想像図(出典:NASA)
2月14日(土)
友の会観測デー
3月14日(土)
友の会例会

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